2
==========================
1
Apache を使って Bazaar サーバーをたてる
2
=========================================
4
このドキュメントでは、Apache 2.0とFastCGIもしくはmod_pythonを利用して
5
Bazaar HTTPスマートサーバーをセットアップする1つの方法を説明します。
4
このドキュメントでは、 Apache 2.0 と FastCGI, mod_python, mod_wsgi の
5
どれかを利用して Bazaar の HTTP スマートサーバーをセットアップする方法を
7
8
スマートサーバーに関する詳細な情報とそれを設定する他の方法に関しては、
8
メインのスマートサーバーのドキュメントを参照してください。
9
`スマートサーバーのドキュメント <server.html>`_ を参照してください。
47
48
RewriteRule ^(.*/)?\.bzr/smart$ /srv/example.com/scripts/bzr-smart.fcgi
50
51
# bzr-smart.fcgiはDocumentRootの元に存在しないので、実行されるように
51
52
# AliasはこれをURLの名前空間のエイリアスにする。
52
53
Alias /srv/example.com/scripts/bzr-smart.fcgi /srv/example.com/scripts/bzr-smart.fcgi
71
最初に、次のようなコードをhttpd.confに追加してmod_pythonを設定します::
72
最初に、次のようなコードを httpd.conf に追加して mod_python を設定します::
73
74
LoadModule python_module /usr/lib/apache2/modules/mod_python.so
75
FastCGIと同じ方法でmod_rewriteを用いて書き換えルールを定義します::
76
FastCGI と同じ方法で mod_rewrite を用いて書き換えルールを定義します::
77
78
RewriteRule ^(.*/)?\.bzr/smart$ /srv/example.com/scripts/bzr-smart.fcgi
81
82
RewriteRule ^(.*/)?\.bzr/smart$ /srv/example.com/scripts/bzr-smart.py
83
mod_fastcgiのように、スクリプトがどのように扱われるのかも定義します::
84
mod_fastcgi のように、スクリプトがどのように扱われるのかも定義します::
85
86
Alias /srv/example.com/scripts/bzr-smart.py /srv/example.com/scripts/bzr-smart.py
86
87
<Directory /srv/example.com/scripts>
94
この設定はmod_pythonを通して `/code` 内部の `/.bzr/smart` で終わるURLに対するリクエストを
95
Bazaarのスマートサーバーに渡すように指示します。
95
この設定は mod_python を通して `/code` 内部の `/.bzr/smart` で終わるURLに対するリクエストを
96
Bazaar のスマートサーバーに渡すように指示します。
97
注: bzrlibがPATHの中に存在しない場合、次の行を変更する必要があります::
98
注: bzrlib が PATH の中に存在しない場合、次の行を変更する必要があります::
99
100
PythonPath "sys.path+['/srv/example.com/scripts']"
108
109
.. _mod_python: http://www.modpython.org/
115
最初に、 a2enmod wsgi などで mod_wsgi を有効にしておきます。
116
次に、 `.bzr/smart` で終わる全ての URL に対するリクエストを mod_wsgi 経由
117
で処理するように設定します。設定例は次のようになります。 ::
119
WSGIScriptAliasMatch ^/code/.*/\.bzr/smart$ /srv/example.com/scripts/bzr.wsgi
121
#The three next lines allow regular GETs to work too
123
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/code/.*/\.bzr/smart$
124
RewriteRule ^/code/(.*/\.bzr/.*)$ /srv/example.com/www/code/$1 [L]
126
<Directory /srv/example.com/www/code>
127
WSGIApplicationGroup %{GLOBAL}
130
この設定では、 Apache は `/code` 以下の `/.bzr/smart` で終わる URL に
131
対する全てのリクエストを WSGI 経由で Bazaar のスマートサーバーに渡し、
132
それ以外の全てのリクエストは Apache が直接扱うようにしています。
134
詳細は mod_wsgi_ のドキュメントを参照してください。
136
.. _mod_wsgi: http://code.google.com/p/modwsgi/
112
139
-----------------
158
185
"""Handle a single request."""
159
186
wsgi_server = modpywsgi.WSGIServer(smart_server_app)
160
187
return wsgi_server.run(request)
162
189
`modpywsgi` モジュールは
163
`http://dev.pocoo.org/projects/pocoo/browser/pocoo/wrappers/modpy.py` で見つかります。
164
これは pocoo_ の一部です。modpywsgi.pyをbzr-smart.pyと同じディレクトリ
190
http://ice.usq.edu.au/svn/ice/trunk/apps/ice-server/modpywsgi.py で見つかります。
191
これは pocoo_ の一部でした。 modpywsgi.py を bzr-smart.py と同じディレクトリ
165
192
(すなわち/srv/example.com/scripts/)に設置していることを確認してください。
167
194
.. _pocoo: http://dev.pocoo.org/projects/pocoo/
200
We've configured Apache to run the smart server at
201
`/srv/example.com/scripts/bzr.wsgi`. This is just a simple script we need
202
to write to configure a smart server, and glue it to the WSGI gateway.
203
Here's what it looks like::
205
from bzrlib.transport.http import wsgi
207
def application(environ, start_response):
209
root="/srv/example.com/www/code/",
212
enable_logging=False)
213
return app(environ, start_response)
172
これで `bzr+http://` 形式のURLを利用できます::
218
これで `bzr+http://` 形式のURLやただの `http://` のURLを利用できます::
174
220
bzr log bzr+http://example.com/code/my-branch
185
231
WSGI標準に準拠するサードパーティのWSGIのミドルウェアもしくはサーバーで利用できます。
188
* `SmartWSGIApp` をコンストラクトするためには、それが提供する **root transport** を指定する必要があります。
234
* `SmartWSGIApp` をコンストラクトするためには、それが提供する **root transport** を指定する必要があります。
189
235
* それぞれのリクエストの `environ` dict は **'bzrlib.relpath'** 変数の設定を持たなければなりません。
191
237
この例で使われている `make_app` ヘルパーは それに渡される `root` パスに基づいたトランスポートを伴う
192
238
`SmartWSGIApp` をコンストラクトし、引数 `prefix` と`path_var` に基づくそれぞれのリクエストに対する
193
239
`bzrlib.relpath` を算出します。
194
上記の例において、これは (Apacheによって設定される)'REQUEST_URI' を取り、接頭辞の '/code/' と接尾辞の '/.bzr/smart'
240
上記の例において、これは (Apacheによって設定される)'REQUEST_URI' を取り、接頭辞の '/code/' と接尾辞の '/.bzr/smart'
195
241
をはぎ取り、それを 'bzrlib.relpath' として設定するので、 '/code/foo/bar/.bzr/smart' に対するリクエストは
196
242
'foo/bzr' の 'bzrlib.relpath' になります。
202
248
.. _WSGI標準: http://www.python.org/dev/peps/pep-0333/
205
``bzr+http://`` を通してpushする
206
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
251
HTTP スマートサーバー経由で push する
252
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
208
httpスマートサーバーを通してデータをプッシュすることは可能です。
254
HTTP スマートサーバーを通してデータをプッシュすることは可能です。
209
255
これを行うための最も簡単な方法は、 ``wsgi.make_app()`` コールに ``readonly=False`` を
210
256
提供するだけです。ただし、スマートプロトコルは認証機能が含まれないので注意してください。
211
257
書き込みのサポートを有効にする場合、
212
実際にシステム上のデータを書き込みできる人を制限するために、 ``.bzr/smart`` URLへの権限を制限するとよいでしょう。
214
現時点では、同じURLに対して読み込み限定の人と読み込みと書き込みの人を分けることはできません。
258
実際にシステム上のデータを書き込みできる人を制限するために、 ``.bzr/smart``
259
URLへの権限を制限するとよいでしょう。例えば Apache で次のような設定を
265
AuthUserFile /srv/example.com/conf/auth.passwd
272
現時点では、同じURLに対して読み込み限定の人と読み込みと書き込みの人を
215
274
(認証を行う)HTTPレイヤーにおいて、すべては単なるPOSTリクエストだからです。
216
275
しかしながら、HTTPSアクセスの場合に認証が必要な書き込みサーバーを使い、
217
プレーンなHTTPは読み込み限定のアクセスを許可することは確実にできます。
276
プレーンなHTTPは読み込み限定のアクセスを許可することはできます。
278
HTTPS サイトに対してアクセスしたときに bzr が次のようなエラーを表示する
281
bzr: ERROR: Connection error: curl connection error (server certificate verification failed.
282
CAfile:/etc/ssl/certs/ca-certificates.crt CRLfile: none)
284
You can workaround it by using ``https+urllib`` rather than ``http`` in your
285
URL, or by uninstalling pycurl. See `bug 82086`_ for more details.
287
URL に ``https`` の代わりに ``https+urllib`` を使うことで問題を回避
289
詳細については `bug 82086`_ を参照してください。
291
.. _bug 82086: https://bugs.launchpad.net/bzr/+bug/82086
221
295
vim: ft=rst tw=74 et