7
``bzr log`` コマンドは以前のリビジョンの一覧を表示します。
9
``bzr diff`` と同じように, ``bzr log`` は ``-r`` の引数をサポートします::
11
% bzr log -r 1000.. # リビジョン1000とその後のすべて
12
% bzr log -r ..1000 # r1000とそれまでのすべて
13
% bzr log -r 1000..1100 # 1000から1100までの変更
14
% bzr log -r 1000 # リビジョン1000のみの変更
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Bazaarのような分散型のVCSは集中型のVCSツールよりもマージが非常に簡単なので、
20
ブランチの履歴は、メインラインから分離してその後メインラインにマージされる\
22
技術的には、無数のリビジョンノード間の関係は無閉路有向グラフ(Directed Acyclic Graph: DAG)として知られます。
24
多くの場合、まずはメインラインを見てそのあとに別のラインを見たいものです。
25
そのため、log のデフォルトの動作はメインラインを表示して、マージされた\
30
全てのリビジョンと全てのマージされたリビジョンを見る場合は::
34
-n オプションは表示するレベルを意味し、0の場合は全てを意味することに注意してください。
35
もしそれがゴミゴミしているなら、値を変更して調整することが容易にできます。
36
たとえば、もしあなたのプロジェクトがトップレベルのgatekeeperがチームレベルのgatekeeperからマージするように構成されている場合、\
37
``bzr log`` はトップレベルgatekeeperの履歴だけを表示し、 ``bzr log -n2``
38
はチームのgatekeeperの履歴を表示します。
39
しかし、ほとんどの場合においては ``-n0`` で十分でしょう。
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45
``log`` コマンドは出力を調整するために便利ないくつかのオプションを持ちます。次のものが含まれます:
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* ``--forward`` はログを年代順で表します。
48
すなわち最新のリビジョンが最後に表示されます。
50
* ``--limit`` オプションは表示されるリビジョンの最大数を制御します。
52
出力の調整方法の詳しい情報に関してはユーザーリファレンスのlogコマンドのオンラインヘルプを参照してください。
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特定のファイルのみに適用されるように履歴をフィルタリングすることが便利であることがよくあります。
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これを行うためには、ファイルの名前を ``log`` コマンドに提供します::
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指定されたバージョンでファイルの内容を取得するには、次のように ``cat`` コマンドを使います::
69
``X`` はリビジョンの識別子で ``file`` はファイルの名前です。
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これは出力を標準出力ストリームに送信しますので、次のように\
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閲覧ツール( ``less`` や ``more`` など)に出力をパイプで渡すか\
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bzr cat -r -2 foo.py | less
75
bzr cat -r 1 foo.py > /tmp/foo-1st-version.py
78
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履歴のブラウジングはGUIツールが人生を本当に楽にしてくれる領域です。
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QBzrとbzr-gtkを含めてこの機能を提供するBazaarのプラグインがたくさんあります。
82
これらがまだインストールされていなければ `プラグインを利用する <plugins.html>`_ で詳細なインストール方法をご覧ください。
84
QBzrからグラフィカルビューワを使うには::
88
bzr-gtkからグラフィカルビューワを使うためには::
92
``viz`` は実際には ``visualize`` の組み込みのエイリアスなので望むのであれば長い方のコマンド名を使います。