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.. Generation time: 2009-01-09 07:03:09 +0000
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:Generated: 2009-01-09
15
.. contents:: :depth: 2
20
##########################
22
このマニュアルはBazaarのオンラインヘルプから生成されました。オンラインヘルプのシステムを
23
利用するためには次のコマンドを試してください。
25
よく使われるコマンドの一覧を含めて紹介します::
37
特定のトピックもしくはコマンドに関する詳細な情報::
39
bzr help topic-or-command-name
41
次のウェブサイトはBazaarに関する詳細な情報を提供します:
43
:ホームページ: http://www.bazaar-vcs.org/
44
:公式ドキュメント: http://doc.bazaar-vcs.org/
45
:Launchpad: https://launchpad.net/bzr/
53
ブランチは、すべての履歴を含む、プロジェクトの状態で構成されます。
54
すべてのブランチは関連づけされたリポジトリ(ブランチの履歴が保存される場所)を持ちますが、
55
複数のブランチは同じリポジトリを共有することもあります(共用リポジトリ)。
56
ブランチはコピーしたりマージしたりできます。
60
init ディレクトリをバージョン管理されたブランチに変更する。
61
branch ブランチの新しいコピーを作成する。
62
merge 3方向マージ (3-way merge) を実行する。
68
チェックアウトはブランチに結びつけられたソースツリーなので、
69
ソースツリーにコミットするときに、コミットの内容はブランチに格納されます。
70
必要になるまでBazaarの分散型機能の一部を無視して、よりシンプルに、集中型のワークフローを利用できます。
71
共用リポジトリでチェックアウトを利用することはSVNもしくはCVSでの作業とよく似ていますが、同じ制限を持ちません。
72
そしてチェックアウトを利用することで望むワークフローがなんであれ他の人もプロジェクトに取り組むことができます。
74
チェックアウトはbzr checkoutコマンド("help checkout"を参照)によって作成されます。
75
これに別のブランチへのリファレンスを渡し、マスターブランチからのチェックアウトを作成したブランチへのリファレンスを
78
何かコミットをすればこれらは他のブランチで最初に作成されます。
79
これによって作業内容のインスタントミラーが作成されるもしくは
80
それぞれの開発者が共同で作業して他の人の変更を継続的に統合するロックステップ開発を円滑にします。
82
しかしながらチェックアウトはまだBazaarの第一級のブランチで、すべての履歴をローカルで保存できます。
83
第一級のブランチがあるので、ローカルにコミットすることもできます。
84
たとえば、ネットワーク接続による一時的な遅延を回避したいのであれば、ローカルでもコミットできます。
85
これを行うには --local オプションを使います。
86
次にローカルではないコミットを行うときにすべてのローカルコミットはマスターブランチに行われます。
88
共用ブランチからのチェックアウトを使用しているとき、周期的に他の人による変更をすべてpullしたくなります。
89
これは"update"コマンドによってできます。
90
ローカルではないコミットの前に変更が適用される必要がありますが、
91
Bazaarは変更が存在することを伝え必要なときにこのコマンドを使うように提示します。
93
checkoutコマンドに--lightweightフラグを渡すことで"軽量"チェックアウトを作成することも可能です。
94
第一級のブランチではなく、主に作業ツリーで構成されるという点で、軽量チェックアウトはSVNのチェックアウトにより近いです。
95
履歴のオペレーションはマスターブランチに問い合わせをしなければならないので、
96
ネットワーク接続が関わる場合遅くなる可能性があることを意味します。
97
また、ローカルブランチを持たないので、ローカルでコミットできません。
99
マスターブランチに高速で信頼性のあるアクセス権限があるときに軽量チェックアウトは最も良く動作します。
100
マスターブランチが同じディスクもしくはLAN上にあれば、(ブランチのコピーの更新だけが必要なので)
101
リビジョンを変更するどのコマンドでも軽量ブランチは重量ブランチよりも速くなることを意味します。
102
一般的に重量チェックアウトは速いですが、マスターブランチが同じディスク上のあるときは、顕著な違いはありません。
104
チェックアウトの別の使い方はブランチを格納するツリーなしのリポジトリで使うことです。
105
ここでは異なるブランチに取り組むときチェックアウトが指定するマスターブランチを切り替えることで
108
明確にチェックアウトにコミットするにはマスターブランチへの書き込み権限が必要です。
109
マスターブランチはsftp://といった書き込み可能なプロトコルでアクセスしなければならないので、
110
相手方で書き込み権限をもたなければならないことを意味します。
111
チェックアウトはローカルファイルシステムでも機能するので、すべての問題はファイルのパーミッションです。
113
"bind"コマンド("help bind"を参照)を使用することでチェックアウトのマスターを変更できます。
114
これによってコミットが送信される位置が変更されます。
115
bindコマンドはブランチをheavyチェックアウトに変換するためにも使用できます。
116
すべてのコミットがローカルで行われるようにheavyチェックアウトを通常のブランチに変換したい場合、
117
"unbind" コマンドを使用できます。
121
checkout チェックアウトを作成する。軽量チェックアウトを得るには --lightweight を渡す
122
update マスターブランチの変更をあなたのチェックアウトにpullする
123
commit マスターブランチに送信されるコミットを行う。
124
重量チェックアウトであれば --localオプションによって
125
マスターにコミットを送信せずにチェックアウトにコミットされます
126
bind 送信されるチェックアウトにコミットされるマスターブランチを変更する
127
unbind コミットがローカルだけで行われるように重量チェックアウトをスタンドアロンのブランチに変換する
133
ブランチの履歴のクリスクロス(Criss-cross)は通常期待されるよりも多くのコンフリクトを出すデフォルトのマージテクニックを必要とします。
135
複雑なマージの場合、 ``bzr merge --lca`` もしくは ``bzr merge --weave`` ではよりよい結果になるかもしれません。
136
作業ツリーを ``bzr revert`` して再度マージしたいと願うかもしれません。
137
代わりに、特定の衝突しているファイル上で ``bzr remerge`` を使います。
139
2つのブランチが同じものをマージしてお互いにマージし合う場合、
140
もしくは2つのブランチが同時にお互いをマージする場合、クリスクロスはブランチの中で発生します。
141
それぞれのブランチが目的の集中型ブランチからもしくはそのブランチからのみマージすることでこれらを回避できます("star topology")。
143
マージが動作する方法のためクリスクロスは問題を引き起こします。
144
Bazaarのデフォルトマージは三方向マージです; OTHERをTHISにマージするには比較、BASE用の基本を見つけなければなりません。
145
BASEを利用することで、THISとOTHERの違いが行を追加するワンサイドか、行を削除する別のサイドによるのかを決定できます。
147
クリスクロスはベースに関してよい選択肢がないことを意味します。
148
最近のマージポイントを選択することはワンサイドの変更を少し廃棄してしまう可能性があります。
149
(Bazaarが行う)古いマージポイントを選択することは余分な衝突が発せられることを意味します。
151
``weave`` マージタイプはこの問題の影響を受けません。
152
このタイプは違いの原因を決定するためにベースのリビジョンの代わりに行を起点とする検出方法を利用するからです。
156
=======================
158
古いクライアントが不正にデータにアクセスしないことを保証するために、
159
Bazaarのポリシーでは新しい機能が新しいメタデータを追加する必要があるときに
160
新しいフォーマットを導入することにしています。新しいストレージフォーマットは
161
パフォーマンスとスケーラビリティを改善するために導入することもあります。
163
フォーマットを選ぶために次のガイドラインを利用します(条件がtrueであると同時に停止):
165
* 既存のプロジェクトに取り組んでいる場合、プロジェクトが利用しているものを使用します。
166
(デフォルトでBazaarはあなたの代わりにこれを行います)。
168
* Subversionリポジトリと連携するbzr-svnを利用している場合は、
171
* 大きなツリー(5000以上のパス)もしくは深い履歴(5000以上のリビジョン)を持つ
172
プロジェクトに取り組んでいるのであれば、1.9を使用します。
174
* さもなければ、デフォルトのフォーマットを使用します。大抵のプロジェクトはこれで十分です。
176
(ディストロのパッケージを利用しているなどで)最新のBazaarを利用できない開発者がいるのであれば、
177
それに応じてガイドラインを調整してください。
178
たとえば、プロジェクトがBazaar 1.7を標準化している場合、1.9の代わりに1.6を選ぶことが必要です。
180
注: 現在サポートされるフォーマットの多くは2つのバリアントを持ちます:
181
plainのものとrich-rootのものです。
182
後者はツリーのrootに関する追加フィールドを含みます。
183
rich-rootフォーマットを利用する際にパフォーマンスコストはありませんが
184
rich-rootフォーマットからの変更をplainフォーマットに簡単にマージできません。
185
結果として、すべての投稿者がほぼ同時にリポジトリをアップグレードする必要があるので、
186
プロジェクトをrich-rootフォーマットに移行させるには調整が必要です。
187
(これまでのところrich-rootフォーマットをデフォルトにすることを遅らせてきた理由です。
190
現在サポートされるフォーマットの完全なリストに関しては ``bzr help current-formats`` を参照してください。
191
利用可能で実験上もしくは廃止されたフォーマットに関しては ``bzr help other-formats`` を参照してください。
197
Bazaarはさまざまな時点でマッチするファイルを使用します。
198
たとえば、 ``add`` コマンドは無視するパターンにマッチするファイルとスキップし
199
プリファレンスはルールパターンを使用するファイルに関連づけできます。
202
パターン上のトレーリングスラッシュは無視されます。
203
パターンがスラッシュを含むもしくは正規表現である場合、ブランチのroot全体から比較されます。
204
さもなければ、これはパスの最後のコンポーネントのみと比較されます。
205
rootディレクトリの中のファイルのみにマッチさせるには'./'を用意します。
206
絶対パスを指定するパターンは許可されていません。
208
パターンは次のようなglobのワイルドカードを含むことができます::
211
* - '/'以外の0かそれ以上の文字数にマッチする
212
/**/ - パスの中のゼロかそれ以上のディレクトリにマッチする
213
[a-z] - 文字のグループの範囲内からの単独の文字にマッチする
215
パターンはPythonの正規表現にもなります。
216
正規表現のパターンは 'RE:' の接頭辞で始まる正規表現で識別されます。
217
正規表現のパターンは名前つきもしくは番号つきのグループを含むことはできません。
223
Bazaarのリポジトリはコミットされた情報が保存される場所です。
224
すべてのブランチと関連づけされたリポジトリが1つ存在します。
227
通常、パフォーマンスのためにBzrはこれを自動的に維持しますが、ある状況(たとえば短い期間にとても多くのコミットを行う)
229
データベースのインデックスを最適化するようbzrに求めるとよいでしょう。
230
これは'bzr pack' コマンドによって行われます。
232
デフォルトでは 'bzr init' を実行するだけで新しいブランチの中でリポジトリが作成されますが、
233
同じ位置で情報を共有するために複数のブランチを許可する共用リポジトリを作成することが可能です。
234
新しいブランチが作成されたとき使用できる共用リポジトリが存在するかどうかを最初に確認します。
236
同じプロジェクトのブランチが1つのリポジトリを共有するとき、一般的にスペースが大きく節約されます。
237
(たとえばリポジトリの範囲内でブランチを作成するなどの)いくつかのコマンドに対してこれは大きな時間の節約になります。
239
共用リポジトリを作るには、init-repositoryコマンド(もしくはエイリアスのinit-repo)を使います。
240
このコマンドは作成するリポジトリの位置をとります。
241
このことは'bzr init-repository repo'によって'repo'という名前のディレクトリが作成され
242
その中に共用リポジトリが格納されることを意味します。
243
このディレクトリの中に作成された新しいブランチはストレージ用にそれを使用します。
245
1つ以上のプロジェクトのブランチを作成するときに1つのリポジトリを作成することはよい考えです。
246
これは開発を行っている作業領域と、ホスティングプロジェクト用のサーバー領域の両方にあてはまります。
247
後者の場合、作業ツリーなしのブランチが欲しいことは良くあります。
248
ブランチのファイルは直接編集されないので作業ツリー用にディスクスペースを使い切る必要はありません。
249
作業ブランチを持たないリポジトリを作成するには、 'init-repository'に'--no-trees'オプションを渡します。
253
init-repository 共用リポジトリを作成する。
254
新しいブランチが作業ツリーを作成しないものを作成するには--no-treesを使用する。
263
ルールはiniファイルフォーマットで定義されます。
264
セクションはファイルのglobパターンでそれぞれのセクションの内容は
265
そのパターンにマッチするファイル用のプリファレンスです。例です::
273
これらのようなプリファレンスは選択されたブランチの中で
274
選択されたファイル用にカスタムのふるまいを提供したいコマンドとプラグインに役立ちます。
280
すべてのブランチ用のデフォルトルールはオプションの ``BZR_HOME/rules`` ファイルで定義されます。
285
パターンは順序づけされ1つマッチすると共に検索は停止します。
286
結果として、より明確なパターンをファイルのトップの方に置くべきです。
287
ルールパターンは無視パターンとまったく同じ仕様を利用します。
288
詳細は ``bzr help patterns`` を参照してください。
290
注: 角かっこを含むパターンはそれらが正しく解析されるようにクォートで囲まなければなりません。
294
=======================
296
スタンドアロンのツリーは関連リポジトリを持つ作業ツリーです。
297
他に依存していないので、これは独立して利用できるブランチです。
298
(bzr initを通して)スタンドアロンのツリーの作成は
299
既存のプロジェクトをバージョン管理の元に置くための最も速い方法です。
303
init ディレクトリをバージョン管理下にあるブランチにする。
307
==========================
309
チェックアウト、ツリーもしくはブランチを軽量ブランチに再設定するとき、
310
ローカルのブランチを破壊しなければなりません。
311
(チェックアウトに関して、これはキャッシュとして最初に提供するローカルブランチです。)
312
破壊されるブランチが同じ最終リビジョンを持たなければ、
313
軽量用チェックアウト用の新しい参照ブランチ、データが失われる可能性があるので、
316
この取り組み方は *なぜ* ブランチの同期がずれるのかによります。
318
チェックアウトが手元にありローカルコミットを行う場合、
319
"bzr update"(とおそらくは"bzr commit")を実行することで再び同期化できます。
321
ブランチが手元にあり、リモートブランチが時代遅れになっている場合、
322
"bzr push"を使用してローカルの変更をプッシュできます。
323
ローカルブランチが時代遅れであれば、"bzr pull"をできます。
324
両方のブランチに変更があれば、変更をマージ、コミットしてプッシュできます。
325
変更の一部が便利でなければ、"push --overwrite"もしくは代わりに"pull --overwrite"できます。
331
作業ツリーはディスク上に設置されたブランチのコンテンツなのでファイルを見て編集できます。
332
作業ツリーはブランチに変更を行う場所なので、
333
作業ツリーの現在の状態をコミットするとき、コミットに記録されるレコードです。
335
ブランチをリモートシステムにプッシュするとき、作業ツリーは作成されません。
336
ファイルがすでに存在すれば、ファイルは更新されません。
337
ブランチの情報は更新され作業ツリーは時代遅れとしてマークされます。
338
リモートの作業ツリーを更新するのは難しいです。
339
アンコミットされた変更が存在するもしくは更新によってリモートで扱うのが難しい内容の衝突が引き起こされるからです。
341
作業ツリーなしのブランチがあれば 作業ツリーを作成するために 'checkout' コマンドを使用できます。
342
ブランチから 'bzr checkout .' を実行すると作業ツリーが作成されます。
343
リモートでブランチが更新されると、そのディレクトリの中で'bzr update'を実行することで作業ツリーを更新できます。
345
望まない作業ツリーを持つブランチがある場合、安全であれば'remove-tree'コマンドはツリーを除外します。
346
ブランチにプッシュするとき更新されないリモート作業ツリーに関する警告を回避することでこれは可能です。
347
これは'--no-trees'リポジトリ('bzr help repositories'を参照)に取り組むときにも便利です。
349
プッシュするリモートマシン上で作業ブランチを持ちたい場合、
350
pushするごとにリモートブランチで'bzr update'を実行するか、
351
pushの間にツリーを更新する他の方法を使用できます。
352
rsyncを使用してpushと同じように作業ツリーを更新する'rspush'プラグインが存在します。
353
それぞれのプッシュの後で'bzr update'を自動的に実行する'push-and-update'プラグインも存在します。
357
checkout ブランチが作業ツリーを持たないときにそれを作成する。
358
remove-tree これを行うときに安全であるときにブランチから作業ツリーを除外する。
359
update 作業ツリーが関連ブランチから同期がずれているとき
360
このコマンドによってブランチにマッチするツリーが更新される。
362
.. _formats: `ストレージフォーマット`_
363
.. _standalone-trees: `スタンドアロンのツリー`_
364
.. _sync-for-reconfigure: `同期化がずれているブランチ`_
365
.. _working-trees: `作業ツリー`_
379
``authentication.conf`` ファイルの中で多くの異なる認証ポリシーは記述できますが
380
特定のユーザーはすべてのブランチ用のユーザーとパスワードを指定しなくても
381
自分のニーズをカバーするわずかな定義だけが必要です。
383
このファイルの中で見つかる定義は与えられたurl用のクレデンシャルを見つけるために使われます。
384
一般的に同じクレデンシャルを必要とするリモートサーバーの周辺で宣言を分類することで可能な限り多くのブランチに対して
387
異なるサーバーによって使用されるクレデンシャルを宣言することも可能です。
389
intentは維持を最少にするためにこのファイルを可能な限り小さくするものです。
391
このファイルの中で関連のクレデンシャルが宣言されるとパスワード(セキュリティハザード)を埋め込まず
392
もしくは(他の人とURLの共有を有効にする)ユーザーなしでブランチのURLを利用できます。
396
bzr branch ftp://joe:secret@host.com/path/to/my/branch
400
bzr branch ftp://host.com/path/to/my/branch
402
``authentication.conf`` ファイルを作成したことを前提とします::
414
bzrによってサポートされるさまざまなスキームによって使用される2種類の認証があります:
418
``FTP`` は ``host`` 用に (``user`` 、 ``password``) を必要とします。
419
``SFTP`` は認証用にパスワードもしくはホストキーを使用できます。
420
しかしながら、sshエージェントはベターで、よりセキュアな解決方法です。
421
独自のセキュアではない方法を提供しないことにします。
425
ホストに対して認証するために ``HTTP`` と ``HTTPS`` は(``user, realm, password``)を必要とします。
426
``.htaccess`` ファイルを利用することで、たとえば、任意の ``host``
427
に対して (``user, realm, password``) をいくつか定義することが可能です。
428
ですので本当に必要なのは (``user``, ``password``, ``host``, ``path``)です。
429
``realm`` は定義で考慮されませんが、bzrにパスワードを催促される場合表示されます。
431
``HTTP proxy`` は適切なポートを指定することで ``HTTP`` (もしくは ``HTTPS``) として扱うことができます。
433
すべてのスキームを考慮するには、パスワードは認証定義の一式 (``scheme``, ``host``, ``port``, ``path``, ``user``, ``password``) から推定されます。
435
* ``scheme``: 空にできます (定義の残りは任意のスキームに対して使用できることを意味する)、
436
``SFTP`` と ``bzr+ssh`` はここでは使うべきではありません。
437
代わりに ``ssh`` が使われるべきです。これが認証に関して本当のスキームだからです。
439
* ``host``: 空にできます (ホスト用のデフォルトとして振る舞う),
441
* ``port`` は空にできます (ホストが同じスキームに対していくつかのサーバーを提供するときに便利)、
442
数値の値のみが許可され、サーバーがスキームの標準ポートとは異なるポートを使用するときのみにこれは使用されます。
444
* ``path``: 空にできます (FTPもしくはSFTPはこれを使用しません),
446
* ``user``: 空にできます (デフォルトでは ``bzr`` はpythonの ``getpass.get_user()`` を使用),
448
* ``password``: 常にパスワードをプロンプトで入力する方が望ましいのであれば空にできます。
450
任意のURLに対して、複数の定義を提供できます。
451
bzrは次のルールに従って (``user`` [, ``password``]) を選択します:
457
3. デコレータがリクエストされたURLに使用されていても ``scheme`` はマッチします。
459
4. ``host`` は正確にマッチするか '.' で始まる場合、ドメインとしてふるまいます。
460
(``project.bzr.sf.net`` は ``.bzr.sf.net`` にマッチしますが ``projectbzr.sf.net`` は ``bzr.sf.net`` にマッチしない)。
462
5. ``port`` はリクエストされたURLに含まれる場合(正確にマッチする場合のみ)マッチします。
464
6. ``path`` はリクエストされたURLに含まれる場合マッチします (そして上記のルール #2 によって、
465
空のパスは任意の提供されたパスにマッチします)。
470
----------------------
472
`設定ファイル`_ 用の一般ルールは変数ポリシー意外に当てはまります。
474
.. _設定ファイル: #configuration-settings
476
それぞれのセクションで認証の定義を記述します。
478
セクションの名前は任意の文字列で、 ``DEFAULT`` の値のみが保存され
481
それぞれのセクションは次の内容を定義すべきです:
483
* ``user``: 使用されるログイン名
485
それぞれのセクションは次の内容を定義できます:
489
* ``port``: サーバーがリスンしているポート番号
493
* ``password``: パスワード
501
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
503
すべての接続は同じ ``user`` で行われ
504
(デフォルトのbzrのものが適切でない場合のためのリモートの接続)
505
パスワードはいくつかの例外とともに常に催促されます::
507
# hobby.netのPetプロジェクト
521
# ローカルユーザーがbarbazで、すべてのリモートサイト上ではfoobarとして
526
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
528
shp.net(仮想)ドメインにおいて、それぞれのプロジェクトは独自のサイトを持ちます::
531
# sftpを使用するが、sshは認証用に使用される
533
# '.' は 'shp.net' だけがマッチしないことを保証する
536
# bzrはsftp用のパスワードの提供を保証しません
537
# パスワードをインタラクティブに入力したくなければ
538
# sshエージェントを使用することを考えてください(pageant, ssh-agent、など)
541
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
543
company.comにおいて、サーバーのホスティングリリースは統合ブランチの背後にはプロキシがあり、
544
2つのブランチは異なる認証ポリシーを使用します::
555
scheme=ssh # bzr+sshとsftpはここで利用可能
557
path=/dev/integration
563
host=proxy.company.com
572
次の内容はまだ実装されていませんが進行中の作業の一部として計画されています:
574
* ``password_encoding`` フィールドの追加は次のとおりです:
576
- さまざまな難読化のエンコーディング(たとえばbase64)でパスワードを保存する。
578
- パスワードの保存をプラグインに委譲する(たとえば.netrc)。
580
* ユーザーがユーザー名もしくはパスワードの入力を催促されたらクレデンシャルを更新する。
582
* ``HTTPS`` 用に ``verify_certificates`` フィールドを追加する。
584
``password_encoding`` と ``verify_certificates`` フィールドは認識されますが
589
=====================
591
コミットを行うとき、その変更によって修正されたバグに関するメタデータは --fixes オプションを使用することで記録されます。
592
それぞれのバグが修正されたものとしてマークされるために、エントリーが '<url> <status>' を述べる 'bugs' リビジョンプロパティに含まれます。
593
(現在サポートされる ``status`` の値は ``fixed.`` だけです)
594
Launchpadの中心バグトラッカー用のサポートは組み込まれています。
595
他のバグトラッカーに関して、正しいURLが記録されるように設定が予め要求されます。
597
Launchpadに加えて、BazaarはBugzillaとTracに適切なURLの生成を直接サポートします。
598
プロジェクトが異なるバグトラッカーを使用するのであれば、そのサポートを追加するのは簡単です。
599
BugzillaもしくはTracを使用しているのであれば、
600
バグトラッカーの基底URLを格納する設定変数を設定することだけが必要です。
601
これらのオプションは ``bazaar.conf`` 、 ``branch.conf`` もしくは ``locations.conf`` のブランチ固有のセクションに入ります。
602
取り組むプロジェクトごとにこれらの値をセットアップできます。
604
注: それぞれのトラッカーに対して短縮名を提供するのであれば、望むのであればコミット時に1つもしくは複数のトラッカーで1つもしくは複数のバグを指定できます。
609
バグ2を修正するコミットを記録するには ``bzr commit --fixes lp:2`` を使用します。
611
bugzilla_<tracker_abbreviation>_url
612
-----------------------------------
614
存在するのであれば、Bugzillaのバグトラッカーの位置は <tracker_abbreviation> によって参照されます。
615
そのバグトラッカーのバグをそのコミットで修正されたものとしてマークするためにはこのオプションは ``bzr commit --fixes`` と一緒に使用できます::
617
bugzilla_squid_url = http://www.squid-cache.org/bugs
619
上記の例はSquidのバグ 1234が修正されたものとしてマークするために ``bzr commit --fixes squid:1234`` を許可します。
621
trac_<tracker_abbrevation>_url
622
------------------------------
624
存在するのであれば、Tracインスタンスの位置は <tracker_abbreviation> によって参照されます。
625
そのコミットによってバグが修正されたものとしてそのトラッカーの中でマークするためにこのオプションは ``bzr commit --fixes`` と一緒に使用できます::
627
trac_twisted_url = http://www.twistedmatrix.com/trac
629
上記の例はTwistedのバグ1234を修正したものとしてマークするために ``bzr commit --fixes twisted:1234`` を許可します。
631
bugtracker_<tracker_abbrevation>_url
632
------------------------------------
634
存在するのであれば、一般的なバグトラッカーのインスタンスの位置は <tracker_abbreviation> によって参照されます。
635
位置は ``{id}`` プレースホルダーを含まなければなりません。プレースホルダーは特定のバグIDに置き換えられます。
636
そのコミットによってバグが修正されたものとしてそのトラッカーでマークするためにこのオプションを ``bzr commit --fixes`` と一緒に使用できます::
638
bugtracker_python_url = http://bugs.python.org/issue{id}
640
上記の例はPythonのRoundupバグトラッカーのバグ1234を修正されたものとしてマークするために ``bzr commit --fixes python:1234`` を許可します::
642
bugtracker_cpan_url = http://rt.cpan.org/Public/Bug/Display.html?id={id}
644
上記はCPANのRTバグトラッカー用です。
647
.. _configuration-settings:
652
.. TODO: Should have some explanation of why you'd want things in
659
大抵の設定が設定ファイルによって取り扱われる一方で、
660
半永久的ないくつかのオプションは環境変数を通して制御できます。
665
Bazaarによって使用されるEメールのIDを上書きする。よくあるフォーマット::
667
"John Doe <jdoe@example.com>"
669
``email`` の設定値も参照してください。
674
進行状況の表示方法を上書きする。可能な値は "none"、 "dots"、 "tty"
679
SIGQUITが通常とおりに振る舞うようにするかもしくはブレークインデバッガーを起動するかどうか制御する。
681
* 0 = 標準のSIGQUITのふるまい(通常はコアダンプを伴ってexitする)
682
* 1 = ブレークインデバッガーを起動する (デフォルト)
687
Bazaarによって使用されるホームディレクトリを上書きする
697
デバッガもしくはエラーを立ち上げるか制御する。
699
* 0 = Standard behavior
700
* 1 = Launch debugger
705
bzr+sshプロトコルを使用する際に使用するBazaar実行ファイルへのパス。
707
設定値 ``bzr_remote_path`` も参照。
712
コミットメッセージなどの際にBazaarが使用するエディタへのパス。
717
Bazaarが使用するプラグインディレクトリへのパス。
722
Bazaarがシェルシェルプラグインの外部コマンドを探すパス。
731
設定ファイルはLinux/Unixの場合 ``$HOME/.bazaar`` に
732
Windowsの場合 ``C:\Documents and Settings\<username>\Application Data\Bazaar\2.0`` に設置されます。
733
( ``bzr version`` を使用することでシステムに設置された位置をチェックできます)
735
この位置に3つの主要な設定ファイルが存在します:
737
* ``bazaar.conf`` はデフォルトの設定オプションを記述します
739
* ``locations.conf`` は特定のブランチの位置用の設定情報を記述します。
741
* ``authentication.conf`` はリモートサーバー用のクレデンシャル情報を記述します。
743
それぞれのブランチはそのブランチに固有な値を設定する設定ファイルも格納します。
744
このファイルはブランチの範囲内の ``.bzr/branch/branch.conf`` で見つかります。
745
このファイルはブランチのすべてのユーザーに見えます。
746
あなたのブランチ専用に設定値の1つを上書きしたいのであれば、 ``locations.conf`` で行うことができます。
751
iniファイルは3つの種類のコントラクト: セクションヘッダー、セクション変数とコメントを持ちます。
756
コメント行は "#" で始まります("hash mark", "pound sign" "number sign"とも呼ばれます)。
757
コメント行はiniファイルを解析するときBazaarによって無視されます。
762
セクションヘッダーは行頭から始まり角かっこで囲まれた単語です。
763
典型的なセクションヘッダーは次のとおりです::
767
bazaar.confに対して現時点で唯一有効なセクションヘッダーは[DEFAULT]と[ALIASES]です。
768
セクションヘッダーは大文字と小文字を区別します。
769
デフォルトのセクションが提供する設定変数はブランチの設定ファイルで上書きできます。
771
``locations.conf`` に対して、
772
セクションにマッチする最長のものを持つセクションからの変数は潜在的に有効な別のセクションヘッダーを除外するために使われます。
773
セクションヘッダーはブランチ用のパスをセクションヘッダーとして使用します。次のような例があります::
775
[http://mybranches.isp.com/~jdoe/branchdir]
776
[/home/jdoe/branches/]
782
セクション変数はセクションの範囲に属します。セクション変数は変数名、等号と値を格納します。例です::
784
email = John Doe <jdoe@isp.com>
785
check_signatures = require
791
セクションの中で定義された変数は名前つきのディレクトリもしくはURLに加えてそれらを格納する位置にも影響を与えます。
792
ポリシーは可変変数が含まれる位置のために解釈される方法を変更するために使用できます。現在は3つのポリシーが利用できます:
795
値は含まれる位置に対して同じように解釈されます。
798
値はセクション名によって指定された正確な位置のみに対して使用されます。
800
for contained locations, 追加パスのコンポーネントは値に追加されます。
802
ポリシーは "$var:policy" 形式の名前を持つキーによって指定されます。
803
たとえば、ブランチのツリー用のpushの位置を定義するには、次の設定が使われます::
806
push_location = sftp://example.com/location
807
push_location:policy = appendpath
809
この設定によって、 ``/top/location/branch1`` 用のpush位置は ``sftp://example.com/location/branch1`` になります。
812
主要な設定ファイルのbazaar.conf
813
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
815
``bazaar.conf`` は ``[DEFAULT]`` と呼ばれる1つのセクションだけを許可します。
816
このデフォルトセクションはすべてのブランチ用のデフォルト設定オプションを格納します。
817
デフォルトセクションは ``locations.conf`` にブランチ固有のセクションを提供することで上書きできます。
819
典型的な ``bazaar.conf`` セクションは次のようになります::
822
email = John Doe <jdoe@isp.com>
823
editor = /usr/bin/vim
824
check_signatures = check-available
825
create_signatures = when-required
828
ブランチの位置の設定ファイルのlocations.conf
829
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
831
``locations.conf`` によって特定のブランチ用に設定を上書きできます。
832
フォーマットは1つの重大な変更を伴うbazaar.confのデフォルトセクションに対してほとんど理想的です:
833
デフォルトを記述する代わりに、セクションヘッダーは値を上書きしたいブランチへのパスになります。
834
ワイルドカードの '?' と '*' がサポートされます::
836
[/home/jdoe/branches/nethack]
837
email = Nethack Admin <nethack@nethack.com>
839
[http://hypothetical.site.com/branches/devel-branch]
840
create_signatures = always
841
check_signatures = always
843
[http://bazaar-vcs.org/bzr/*]
844
check_signatures = require
846
認証用の設定ファイル、authentication.conf
847
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
849
``authentication.conf`` によってリモートサーバー用のクレデンシャルを指定できます。
850
これはすべてのサポートされる転送と認証(たとえばsmtp)を必要とするbzrの一部に対して使用できます。
852
ファイルの構文は適用しない変数ポリシー用の他の例外を除いて同じルールに従います。
854
設定ファイルにおける認証の使い方の詳細な情報に関しては `認証の設定`_ を参照してください。
858
---------------------
863
Eメールアドレスはブランチをコミットする際に使われます。よく次のような形式をとります::
865
email = Full Name <account@hostname.tld>
870
コミットメッセージなしで *bzr commit* が実行された場合に使用されるエディタのパスです。
871
この設定は環境変数 ``BZR_EDITOR`` によって設定され、
872
環境変数 ``VISUAL`` と ``EDITOR`` によって上書きされます。
880
リビジョン用のgnupg署名が存在して有効でなければなりません。
883
リビジョンのgnupgの署名をチェックしない。
886
(デフォルト) リビジョン用のgnupgの署名が存在する場合、それらをチェックします。
887
わるい署名であることが分かるとBazaarは失敗しますが、署名が存在しない場合は失敗しません。
895
コミットされるすべての新しいリビジョンに署名する。
898
(デフォルト) ブランチが署名つきのリビジョンを要求するときのみ新しくコミットされたリビジョンに署名する。
901
ブランチが署名を要求する場合でも新しくコミットされたリビジョンに署名するのを拒否する。
906
``locations.conf`` でのみ便利です。
907
このセクション用の設定をサブディレクトリにも適用するかどうか定義します:
910
(デフォルト このセクションはサブディレクトリにも適用される。
913
このセクションはこのディレクトリのブランチのみに適用されその下のブランチには適用されない。
918
(デフォルト: "gpg"). リビジョンの署名とチェックのために使用されるプログラム。例です::
920
gpg_signing_command = /usr/bin/gnpg
925
(デフォルト: "bzr"). bzr用のスマートサーバーを稼働させるために使われるコマンドへのパス。
926
この値はlocations.confでのみ指定が許可されます。理由は次のとおりです:
928
- branch.confがアクセスできる前に必要だから
929
- セキュリティリスクになるコマンドを指定するためにリモートのbranch.confファイルを許可するから
931
これはBZR_REMOTE_PATH 環境変数によって上書きされます。
936
(デフォルト: "localhost")。たとえば ``merge-directive --mail-to`` 、もしくはbzr-emailプラグインによって
937
BazaarがEメールを送信する必要があるときに使用するSMTPサーバー、
940
smtp_username, smtp_password
941
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
943
SMTPサーバーで認証するユーザーとパスワード。
944
smtp_usernameが設定されていて、smtp_passwordが設定されていなければ、Bazaarはパスワードを催促します。
945
Eメールを送信するためにSMTPサーバーが認証を必要とする場合のみこれらの設定が必要です。
950
マージリクエストを送信するために使うメールクライアント。
951
デフォルトでは、Windowsではbzrは ``mapi`` を使うことを試みます。
952
他のプラットフォームでは、 ``xdg-email`` を試みます。
953
これらのどちらかが失敗すると、 ``editor`` に戻ります。
957
:claws: Clawsを使用する。ファイル添付のダイアログはスキップする。
958
:evolution: Evolutionを使用する
961
:thunderbird: Mozilla ThunderbirdもしくはIcedoveを使用する。Thunderbird/Icedove 1.5に関して、
962
これはxdg-emailが扱えないいくつかのバグに対処します。
964
サポートされる一般的な値は次のとおりです:
967
:editor: マージリクエストを書くエディタを使用します。
968
これはコミットID( ``bzr whoami`` を参照),
969
smtp_serverと(オプションで)smtp_usernameとsmtp_passwordも使用します。
970
:mapi: Windowsで好きなメールクライアントを使用します。
971
:xdg-email: 好きなメールプラグラムを実行するためにxdg-emailを使用する
976
現在の作業内容を投稿しようとしているブランチ。
977
これは ``bzr send`` によって自動的に設定され ``submit:`` リビジョンスペックにも使用されます。
978
通常、これはブランチ単位ロケーション単位で設定されます。
983
このブランチの公開されアクセス可能なバージョン
984
(このブランチが公開されてアクセス可能ではないことを暗示する)。
985
``bzr send`` によって使用されます(そして設定されます)。
989
-------------------------
991
これらのオプションは ``dirstate-tags`` もしくは後のフォーマットを使用するブランチにのみ適用します。
992
通常これらは自動的に ``.bzr/branch/branch.conf`` 設定される
993
もしくは手動で ``locations.conf`` もしくは ``bazaar.conf`` に設定されます。
995
append_revisions_only
996
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
998
"True"に設定されていればリビジョンはログにのみ追加され、削除されません。
999
この設定が有効なブランチは、他のブランチのログがそれ自身のリビジョンより長い場合、別のブランチからのみpullできます。
1000
通常これは ``bzr init --append-revisions-only`` によって設定されます。
1005
存在すれば、pullもしくはmerge用のデフォルトブランチの位置。
1006
通常このオプションは ``pull --remember`` もしくは ``merge --remember`` によって設定されます。
1011
存在すれば、push用のデフォルトブランチの位置。
1012
通常このオプションは ``push --remember`` によって設定されます。
1017
チェックアウトとして振る舞うときコミットが向かう位置。
1018
通常このオプションは ``bind`` によって設定されます。
1023
"True"に設定されていると、ブランチはチェックアウトとしてふるまい、bound_locationにそれぞれのコミットをpushします。
1024
通常このオプションは ``bind``/``unbind`` に設定されます。
1030
オペレーションの中には、merge、revertとpullのように、作業ツリーの内容を修正するものがあります。
1031
これらの修正はプログラムで生成されるので、作業ツリーの現在の状態と衝突することがあります。
1032
多くの種類の変更はプログラムで結合できますが、 正しいことを行われているか時々人間だけしか判断できないことがあります。
1033
これが起きるとき Bazaarはあなたに衝突が存在するのでそれを解消するように伝えます。
1034
Bazaarに衝突が解消したことを伝えるコマンドは ``resolve`` ですが、
1035
これを実行できる前にいくつかのアクションを実行しなければなりません。
1037
それぞれの衝突は下記のセクションで説明され、衝突を解消するために行わなければならないアクションの概要が説明されています。
1045
Text conflict in FILE
1047
テキストのマージが2つのセットのテキストの変更を完全に折り合いをつけられないときにこれらは生み出されます。
1048
BazaarはTHIS、OTHER、とBASEのエクステンションでそれぞれのバージョン用にファイルをemitします。
1049
THISはターゲットツリーからのファイルのバージョン、すなわち、変更をマージしようとしているツリーです。
1050
OTHERはターゲットにマージしようとしているバージョン、BASEは比較用のベースとして使われる古いバージョンです。
1052
ファイルのメインコピーにおいて、Bazaarは調整できるすべての変更を含み、
1053
未調整の衝突は ``<<<<<<<`` のように "herringbone" マーカーによって囲まれます。
1055
たとえば、初期のテキストが "The project leader released it."、でTHISはこれを "Martin Pool released it." に修正する一方で、
1056
OTHERは"The project leader released Bazaar."に修正します。衝突は次のようになります::
1059
Martin Pool released it.
1061
The project leader released Bazaar.
1062
>>>>>>> MERGE-SOURCE
1064
正しい解消方法は"Martin Pool released Bazaar."になります。
1066
ファイルのメインコピーを編集する、もしくはTHIS、OTHERとBASEバージョン上で外部ツールを起動することのどちらかでテキストの衝突を扱うことができます。
1067
テキストの衝突の解消において他のものから変更のセットの1つの選別はめったにないことは言っておく価値があります。
1069
より頻繁に、2つのセットの変更はインテリジェントに結合しなければなりません。
1071
メインコピーを編集するとき、 herringbone マーカーを必ず削除してください。
1072
編集作業を終えたとき、ファイルは衝突がけっして起こらないようであれば、コミットする準備ができています。
1074
テキストの衝突を解消したとき、"bzr resolve"を実行するだけでBazaarは解消した衝突を自動検出します。
1081
Contents conflict in FILE
1083
ターゲットツリーとマージソースの中の変更の衝突が存在するときにこの衝突は起こりますが、
1084
が衝突したアイテムはテキストファイルではありません。
1085
これらはバイナリファイルもしくはシンボリックリンクもしくはディレクトリになります。
1086
片方が削除され、もう一方が修正されたファイルでも起こり得ます。
1088
テキストの衝突のように、BazaarはTHIS、OTHER とBASEファイルをエミットしますが
1089
(これらは通常のファイル、シンボリックリンクもしくはディレクトリになります)、
1090
これはherringbone衝突マーカーを持つファイルの"メインコピー"を含みません。
1091
"メインコピー"がTHISもくはOTHERにリネームされたときにこれは現れます。
1093
これを解消するには、ファイルを通常の名前に戻すために "bzr mv" を使用し変更を手動で結合します。
1094
満足したときに、 "bzr resolve FILE" を実行します。この種の衝突が解消されたときにBazaarは自動検出できません。
1101
Conflict adding file FILE. Moved existing file to FILE.moved.
1103
時々Bazaarはすでに使用されているパス名を用いてファイルを作成しようとします。
1104
既存のファイルは "FILE.moved" にリネームされます。
1105
望むのであれば、これらのファイルの1つをリネームするか、それらの内容を結合できます。
1106
満足したら、衝突を解消したものとしてマークするために "bzr resolve FILE" を実行できます。
1109
-------------------------
1113
Conflict because FILE is not versioned, but has versioned children.
1115
ときどきBazaarは親ディレクトリがバージョン管理されていないファイルを作成しようとします。
1116
ターゲットの中でディレクトリが削除されたときにこれが起こりますが、
1117
ソースの中の新しい子を持ちます。逆も同様です。
1118
この状況において、Bazaarは親ディレクトリも同様にバージョン管理します。
1119
この問題の解決方法は特定のシナリオに大きく依存します。
1120
ファイルもしくはディレクトリをリネームもしくは削除するとよいでしょう。
1121
満足したら、衝突を解消したものとして"bzr resolve FILE"を実行できます。
1128
Conflict adding files to FILE. Created directory.
1130
ターゲットの中でファイルを削除するときにこれが起こりますが、ソースの中に新しい子があります。
1131
これは "unversioned parent" の衝突と似ています。
1132
バージョン管理を解除される代わりに、親ディレクトリが *存在しない* ことを除いて、
1133
この状況において、Bazaarは見つからない親を作成します。
1134
この問題の解決方法は特定のシナリオに大いに依存します。
1135
ファイルもしくはディレクトリをリネームもしくは削除するとよいでしょう。
1136
満足したら、衝突を解消したものとして "bzr resolve FILE" を実行できます。
1143
Conflict: can't delete FILE because it is not empty. Not deleting.
1145
これは"見つからない親"の反対です。ソースの中でディレクトリは削除されますが、
1146
ターゲットの中で新しい子はあります。Bazaarはディレクトリを保有し続けます。
1147
この問題の解消は特定のシナリオに大いに依存します。
1148
ファイルもしくはディレクトリをリネームもしくは削除するとよいでしょう。
1149
満足したら、衝突を解消したものとしてマークするために"bzr resolve FILE"を実行できます。
1156
Path conflict: PATH1 / PATH2
1158
ソースとターゲットがファイルの名前もしくは親ディレクトリを修正したときに起こります。
1159
Bazaarはソースからパス要素を使用します。
1160
ファイルをリネームできれば、衝突を解消したものとしてマークするために "bzr resolve FILE" を実行します。
1167
Conflict moving FILE into DIRECTORY. Cancelled move.
1169
ソースとターゲットがそれぞれディレクトリを移動させたので、
1170
変更が適用可能であれば、ディレクトリはそれ自身を含むときにこれは起こります。
1176
$ bzr commit -m "BASE"
1177
$ bzr branch . ../other
1179
$ bzr commit -m "THIS"
1180
$ bzr mv ../other/b ../other/a
1181
$ bzr commit ../other -m "OTHER"
1182
$ bzr merge ../other
1184
この状況において、Bazaarは移動をキャンセルして、"a"を"b"の中に残しておきます。
1185
望むのであればディレクトリをリネームできれば
1186
衝突を解消したものとしてマークするために "bzr resolve FILE" を実行します。
1189
-----------------------
1193
Conflict: FILE.new is not a directory, but has files in it.
1196
片方がファイルをディレクトリを追加したとき、もう一方がディレクトリをファイルもしくはシンボリックリンクに変更したときにこれは起きます。
1201
$ bzr commit -m "BASE"
1202
$ bzr branch . ../other
1205
$ bzr commit -m "THIS"
1206
$ bzr mkdir ../other/a/b
1207
$ bzr commit ../other -m "OTHER"
1208
$ bzr merge ../other
1214
Bazaarに例外のMalformedTransformを起動させること可能です(非常にまれですが)。
1215
これはBazaarが解決できないファイルシステムの衝突に遭遇したことを意味します。
1216
通常これはバグを示します。これに遭遇したら教えて頂くようお願いします。
1217
バグトラッカーは https://launchpad.net/bzr/+bugs です。
1221
============================
1224
(ネイティブ) (デフォルト) 0.92で新しく導入:
1225
dirstate-tagsフォーマットリポジトリと互換性のあるデータを持つパックベースのフォーマット。
1226
0.92以前のbzrリポジトリと相互運用できますが0.92以前のbzrでは読めません。
1227
以前はknitpack-experimentalと呼ばれていました。詳細な情報に関しては、
1228
http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/packrepo.html を参照。
1231
(ネイティブ) スタックをサポートするディレクトリに基づいたブランチとパック。
1234
(ネイティブ) スタックとリッチrootデータをサポートするブランチとパックベースのリポジトリ(bzr-svnが必要)
1237
(ネイティブ) btreeインデックスを使用するブランチとパックベースのリポジトリ。
1240
(ネイティブ) btreeインデックスとrich rootデータを使用する
1241
ブランチとパックベースのリポジトリ(bzr-svnに必要)。
1244
ストレージフォーマットは ``bzr help formats`` を参照。
1250
================ =================================================================
1251
BZRPATH bzrがシェルプラグインコマンドを探すパス。
1252
BZR_EMAIL ユーザーのEメールアドレス。EMAILを上書きする。
1253
EMAIL ユーザーのEメールアドレス。
1254
BZR_EDITOR コミットメッセージの編集用エディタ。EDITORを上書きする。
1255
EDITOR コミットメッセージの編集用エディタ
1256
BZR_PLUGIN_PATH bzrがプラグインを探すパス。
1257
BZR_HOME .bazaarの設定ディレクトリを保持するディレクトリ。HOMEを上書きする。
1258
BZR_HOME (Win32) bazaar設定ディレクトリを保持するディレクトリ。APPDATAとHOMEを上書きする。
1259
BZR_REMOTE_PATH リモート'bzr'コマンドのフルネーム(bzr+ssh:// URL用).
1260
BZR_SSH SSHクライアント: paramiko (デフォルト), openssh, ssh, plink.
1261
BZR_LOG .bzr.logの位置(ロギングを停止するには'/dev/null'を使う)。
1262
BZR_LOG (Win32) .bzr.logの位置(ロギングを停止するには'NUL'を使う)。
1263
================ =================================================================
1269
:On Linux: ~/.bazaar/bazaar.conf
1270
:On Windows: C:\\Documents and Settings\\username\\Application Data\\bazaar\\2.0\\bazaar.conf
1272
ユーザーのデフォルト設定は上記のとおりです。
1273
``[DEFAULT]`` セクションすべての場所に適用される一般的な設定を定義するために使用できます。
1274
``[ALIASES]`` セクションは共通に使用されるオプション用のコマンドエイリアスを作成するために使用できます。
1276
典型的な設定ファイルは次のとおりです::
1279
email=John Doe <jdoe@isp.com>
1282
commit = commit --strict
1283
log10 = log --short -r -10..-1
1287
=====================
1289
これらのオプションは任意のコマンドで使用可能で、コマンドの前で入力します(たとえば"bzr --profile help")。
1291
--version バージョン番号を表示する。コマンドの前に入力しなければならない。
1292
--no-aliases このコマンドを実行する際にコマンドエイリアスを処理しない。
1293
--builtin プラグインのコマンドではなく、組み込みのコマンドを使用する。
1294
このオプションは他のプラグインの効果を抑制しない。
1295
--no-plugins プラグインを処理しない。
1297
--profile ホットスポットプロファイラを使用するプロファイルの実行。
1298
--lsprof lsprofプロファイラを使用したプロファイルの実行。
1299
--lsprof-file lsprofプロファイラを使用するプロファイルを実行し、結果を指定ファイルに書き込む。
1300
ファイル名が".txt"で終わる場合, テキストフォーマットが使用されます。
1301
ファイル名が"callgrind.out"で始まる、もしくは".callgrind"で終わる場合、
1302
KCacheGrind用に出力がフォーマットされる。
1303
さもなければ、出力はpickleになる。
1304
--coverage 指定ディレクトリの行カバレージレポートを生成する。
1306
プロファイリングに関する詳細な情報はdoc/developers/profiling.txtを参照してください。
1307
トラブルシューティングと開発を手助けするためのたくさんのデバッグフラッグも利用可能です。
1309
-Dauth 使用される認証セクションをトレースする。
1310
-Derror 通常のエラーハンドリングの代わりに、常にエラー上のトラックバックを表示する。
1311
-Devil 割高なもしくはわるいスケーリングオペレーションを行うコールサイトをキャプチャする。
1312
-Dfetch リポジトリ間のコピーの履歴をトレースする。
1313
-Dhashcache ハッシュを決定するために作業ファイルが読み込まれるたびにログを記録する
1314
-Dhooks フックの実行をトレースする。
1315
-Dhpss スマートプロトコルリクエストとレスポンスをトレースする。
1316
-Dhttp http接続、リクエストとレスポンスをトレースする。
1317
-Dindex 主要なindexオペレーションをトレースする。
1318
-Dknit knitオペレーションをトレースする。
1319
-Dlock lockdirロックがとられるもしくはリリースされるときをトレースする。
1320
-Dmerge マージのデバッグ用の情報を表示する。
1321
-Dpack packオペレーション用の情報を表示する。
1330
*yyy* クラスの *xxx* タイプのフックを使用するには登録する必要があります::
1332
yyy.hooks.install_named_hook("xxx", ...)
1334
例に関してはユーザーガイドの `フックを利用する`_ を参照してください。
1336
.. _フックを利用する: ../user-guide/index.html#id186
1338
それぞれのフックが含むクラスは下記のそれぞれのフックタイプの後で丸かっこの中で示されます。
1340
それぞれの説明ではクライアント(bzrが実行されるマシン)もしくはサーバー
1341
(ブランチURLで示されるマシン)で実行されるか示します。
1342
これらは必ずしも同じマシンではありません。
1344
以下の1つがtrueの場合(フックを含む)プラグインはサーバー上で実行されます:
1346
* リモートブランチがクライアントと同じマシン上にあり、クライアントはプラグインを有効にしている。
1348
* 接続はスマートサーバー経由で行われ("bzr://"、"bzr+ssh://"もしくは"bzr+http://"で
1349
始まるURLでアクセスするもしくはスマートサーバーがHTTP経由で利用可能なときに
1350
"http://"でアクセスする)、サーバーがプラグインを有効にしている。
1356
Branchオブジェクトが開いた後で、Branchオブジェクトによって呼び出されます。
1362
``push`` が完了した後で実行されます。
1365
フックのシグネチャは (push_result) でメンバーを含みます。
1368
データがpushされる場所(読み込みはロックされる)。
1369
これは最も低いレイテンシブランチになります。
1372
データが送信される直接の場所(書き込みがロックされる)。
1375
target_branch、もしくはターゲットがバインドされたブランチの場合、
1376
これはマスターロケーションになります(書き込みはロックされる)。
1379
ターゲットがバインドされたブランチの場合、これがターゲットブランチになる、
1383
push以前のブランチのリビジョン番号(たとえば10)。
1386
push以前のリビジョンid (たとえば joe@foo.com-1234234-aoeua34)。
1389
push後のブランチのリビジョン番号(たとえば12)。
1392
push後のリビジョンid (たとえば joe@foo.com-5676566-boa234a)
1398
``pull`` が完了し後で実行されます。
1400
フックのシグネチャは (push_result) で次のメンバーを含みます:
1401
(source, local, master, old_revno, old_revid, new_revno, new_revid)。
1402
localはローカルのターゲットブランチもしくはNoneで、
1403
masterはターゲットのマスターブランチで、残りは見たとおりです。
1404
sourceでは読み込みがロックされターゲットブランチでは書き込みがロックされます。
1405
sourceはローカルの低レイテンシブランチになります。
1408
start_commit (MutableTree)
1409
--------------------------
1411
``commit`` が作業ツリーの処理を始める前に作業ツリー上で実行されます。
1414
``pre_commit`` フック(下記を参照)とは異なり、
1415
``start_commit`` フックは作業ツリーを安全に変更できます。
1417
フックのシグネチャはツリーがMutableTreeオブジェクトである場所(ツリー)です
1423
``commit`` が完了する前に実行されます。
1427
(local, master, old_revno, old_revid, future_revno, future_revid, tree_delta, future_tree)です。
1428
old_revnoはブランチに最初にコミットするためのNULL_REVISIONで、
1429
tree_deltaは基底リビジョンからの変更を記述するTreeDeltaオブジェクトで、
1430
future_treeはインメモリツリーでCommitBuilder.revision_tree()から得られます。
1431
フックはtree_deltaとfuture_treeを修正する *必要はありません* 。
1434
post_commit (Branch)
1435
--------------------
1437
``commit`` が完了した後で実行されます。
1440
フックのシグネチャは (local, master, old_revno, old_revid, new_revno, new_revid)です。
1441
old_revidはブランチへの最初のコミットのためのNULL_REVISIONです。
1444
post_uncommit (Branch)
1445
----------------------
1447
``uncommit`` が完了した後で実行されます。
1449
apiのシグネチャは (local, master, old_revno, old_revid, new_revno, new_revid)です。
1450
localはローカルブランチもしくはNoneで、masterはターゲットブランチで、
1451
空のブランチは0のnew_revno、Noneのnew_revidを受け取ります。
1454
pre_change_branch_tip (Branch)
1455
-------------------------------
1457
ブランチの書き込みがロックされている間に、ブランチチップが変更される前に実行されます。
1459
push、pull、commitとuncommitのすべてはこのフックを起動させることに注意してください。
1461
フックのシグネチャは (params) で、paramsはメンバーを含むオブジェクトです。
1467
変更前のブランチのリビジョン番号(たとえば10)。
1470
変更前のリビジョンid (たとえば joe@foo.com-1234234-aoeua34)。
1473
変更後のブランチのリビジョン番号(たとえば12)。
1476
変更後のリビジョンid (たとえば joe@foo.com-5676566-boa234a)。
1478
ヘッドリビジョンはドットつきのリビジョン番号をけっして持たないので、old_revnoとnew_revnoメンバーは整数です。
1481
post_change_branch_tip (Branch)
1482
-------------------------------
1484
ブランチの書き込みがまだロックされている間にブランチのチップが変更された後に実行されます。
1486
push、pull、commitとuncommitすべてがこのフックを起動させることに注意してください。
1488
フックシグネチャは(params)で、paramsは次のメンバーを含むオブジェクトです。
1494
変更前のブランチのリビジョン番号 (たとえば10)。
1497
変更前のリビジョンid(たとえば joe@foo.com-1234234-aoeua34)。
1500
変更後のブランチのリビジョン番号(たとえば12)。
1503
変更後のリビジョンid(たとえば joe@foo.com-5676566-boa234a)。
1505
ヘッドリビジョンはドットつきのリビジョン番号をけっして持たないのでold_revnoとnew_revnoメンバーは整数です。
1511
注意: このフックは廃止され近い将来の内に削除されます。
1512
代わりに ``post_change_branch_tip`` フックを使用してくださるようお願いします。
1515
transform_fallback_location (Branch)
1516
------------------------------------
1518
スタックドブランチとして起動させ、フォールバックロケーションをアクティベイトします。
1520
フックのシグネチャは(branch, url)です:
1523
開いたブランチ。まだフォールバックロケーションがアクティベイトされなければ、
1524
ブランチは半分ビルドされたものとして扱われることに注意してください。
1527
フォールバックロケーション用にブランチが指定されたURL。
1528
フックはフォールバックロケーションを含むブランチのためにURLを返さなければなりません。
1529
複数のフックが登録されていると、呼び出される順番は未定義で変更の影響を受けます。
1534
server_started (SmartTCPServer)
1535
-------------------------------
1537
サーバーがディレクトリのサービスを提供始めるたびに起動します。
1539
フックのシグネチャは (backing urls, public url)です。
1542
サーバー固有のディレクトリの位置を渡す(string) URLのリスト。
1548
server_stopped (SmartTCPServer)
1549
-------------------------------
1551
サーバーがディレクトリの提供を停止するときに常に起動します。
1553
フックのシグネチャは ``server_started`` と同じです。
1556
lock_acquired (LockDir)
1557
----------------------------
1559
ロックの取得が成功したときにLockResultオブジェクトで呼び出されます(1.8で導入)。
1561
lock_released (LockDir)
1562
----------------------------
1564
ロックのリリースが成功したときにLockResultオブジェクトで呼び出されます(1.8で導入)。
1568
commit_message_template (msgeditor)
1569
-----------------------------------
1571
コミットメッセージテンプレートを生成するためにコミットによって起動する。
1572
それぞれのフックはコミットメッセージテンプレートを修正できます。
1573
フックのシグネチャは (commit, start_message)です:
1576
進行中のコミットのための、コミットオブジェクト
1579
オリジナルのコミットメッセージで、初期はNone。
1581
フックは新しいコミットメッセージテンプレートを返します。
1587
==============================
1592
(ネイティブ) ビューとコンテンツのフィルタリングをサポートする作業ツリーフォーマット。
1594
:1.12-preview-rich-root:
1595
(ネイティブ) rich-rootデータをサポートする1.12-previewのバリアント(bzr-svnに必要)。
1598
(ネイティブ) 現在の開発フォーマット。
1599
pack-0.92 (とpack-0.92と互換性のある)フォーマットリポジトリにデータを変換できます。
1600
このフォーマットのリポジトリとブランチはbzr.devによってのみ読み込みできます。
1601
使用する前に http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/development-repo.html
1605
:development-subtree:
1606
(ネイティブ) 現在の開発フォーマット。サブツリーのバリアント。
1607
pack-0.92-subtree (pack-0.92-subtreeと互換性のあるものなら何でも)フォーマットリポジトリ
1608
から/へのデータの変換ができる。このフォーマットのリポジトリとブランチは
1609
bzr.devによってのみ読み込みできます。
1610
使用する前に http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/development-repo.html
1614
廃止されたフォーマットは下記のとおりです。
1617
(ネイティブ) 0.8の暫定的なフォーマット。knitよりも遅い
1620
(ネイティブ) 0.8以前のフォーマット。knitよりも遅くチェックアウトと共用リポジトリをサポートしない。
1623
(ネイティブ) knitを使用するフォーマット。0.14とそれ以前のbzrとの相互運用に推奨される。
1626
(ネイティブ) 0.15での新しいフォーマット: ローカルオペレーションが速い。
1627
ネットワークを通してアクセスするときは0.8とそれ以降のbzrと互換性がある。
1630
(ネイティブ) 0.15での新しいフォーマット: 速いローカルオペレーションとネットワークオペレーションに関する改善されたスケーリング。
1631
タグ用のサポートを追加。0.15以前のbzrとは互換性がない
1634
(ネイティブ) 1.0での新しいフォーマット。ツリーrootの扱いを改善。1.0以前のbzrと互換性がない。
1637
詳細なストレージフォーマットは ``bzr help formats`` を参照してください。
1641
====================
1643
リビジョンの識別子はブランチの履歴の特定の状態を参照します。
1644
これはリビジョン番号、もしくは ':' が後に続くキーワード、と他のパラメータになります。
1645
識別子の例として '3' 、 'last:1' 、 'before:yesterday' と 'submit:' などがあります。
1647
'REV1' と 'REV2' がリビジョンの識別子である場合、
1648
'REV1..REV2' はリビジョンの範囲を表示します。
1649
例: '3647..3649' 、 'date:yesterday..-1' と 'branch:/path/to/branch1/..branch:/branch2'
1650
('..'周辺にはクォートもしくはスペースが存在しません)。
1652
範囲は異なるコマンドによって異なる解釈がなされます。
1653
"log" コマンドに対して、範囲はログメッセージのシーケンスで、
1654
"diff" コマンドに対しては、範囲は(変更のシーケンスではなく)リビジョン間の変更を表示します。
1655
加えて、 "log" はclosed rangeを考慮するのに対して"diff"と"merge"はopen-endedとみなす、
1656
すなわち、これらは1つのendを含みますが他方は含みません。
1657
例です: "bzr log -r 3647..3649"はリビジョン3647、3648と3649のメッセージを表示するのに対して、
1658
"bzr diff -r 3647..3649"は3647と3648の間に行われた変更を含み、3649の変更は含みません。
1660
リビジョン選択方法として使用されるキーワードは次のとおりです:
1665
リビジョンidを使用するリビジョンを選択する。
1671
タグ名によって識別されるリビジョンを選択する。
1673
日付スタンプを基本とするリビジョンを選択する。
1675
2番目のブランチで共通の祖先を選択する。
1677
指定ブランチの最終リビジョンを選択する。
1681
加えて、プラグインは他のキーワードを提供できます。
1683
それぞれのキーワードの詳細な説明は下記のとおりです。
1687
ブランチの履歴内のリビジョンを指定するために整数を使用する。
1688
オプションとしてブランチを指定できます。接頭辞の 'revno:' はオプションです。
1689
負の数はブランチの最後から数えます(-1は最後のリビジョン、-2はその前のリビジョン)。
1690
負の数がブランチの履歴よりも大きい場合、最初のリビジョンが返されます。
1693
revno:1 -> このブランチの最初のリビジョンを返す
1694
revno:3:/path/to/branch -> '/path/to/branch' ブランチの3番目のリビジョンを返す
1695
revno:-1 -> ブランチの最後のリビジョン。
1696
-2:http://other/branch -> リモートブランチの最後から2番目のリビジョン。
1697
-1000000 -> 履歴がとても長くなければ、おそらくは最初のリビジョン。
1702
ブランチの祖先のリビジョンidを指定するために使用できます。
1706
revid:aaaa@bbbb-123456789 -> リビジョン 'aaaa@bbbb-123456789' を選択する
1710
最後からn番目のリビジョンを取得するには正の数を提供する。
1711
負の数の提供に関しては 'revno:' の仕様と同じです。
1714
last:1 -> 最後のバージョンを返す。
1715
last:3 -> 最後の2つ前のリビジョンを返す。
1719
そのリビジョンの親を返すリビジョンスペックを提供する。
1720
主にブランチのリビジョンの履歴の中に存在しないリビジョンを検査する際に便利です。
1722
nullリビジョン(before:0)の親をリクエストするのは間違いです。
1726
before:1913 -> revno 1913の親を返す (revno 1912)
1727
before:revid:aaaa@bbbb-1234567890 -> リビジョンaaaa@bbbb-1234567890の親を返す
1728
bzr diff -r before:1913..1913
1729
-> リビジョン1913とその親(1912)の間の変更を見つける
1730
(リビジョン1913が導入する変更が行うこと)。
1731
これは bzr diff -c 1913と同等です
1735
タグはブランチに保存され、'tag'コマンドによって作成される。
1739
日付にマッチする最初のリビジョンを選択するためのデータスタンプを提供する。
1740
日付は 'yesterday'、'today'、'tomorrow' もしくはYYYY-MM-DDの文字列です。
1741
与えられた日付(深夜もしくは指定された時間のどちらか)の後の最初のエントリにマッチする。
1743
昨日以降のすべての変更を表示する方法の1つは次のとおりです::
1745
bzr log -r date:yesterday..
1749
date:yesterday -> 昨日以降の最初のリビジョンを選択する
1750
date:2006-08-14,17:10:14 -> August 14th, 2006 at 5:10pmの後の最初のリビジョンを選択する。
1754
共通の祖先を選択するためにブランチへのパスを提供する。
1756
共通の祖先は両方のブランチの中に存在する最後のリビジョンです。
1757
通常これはブランチポイントですが、マージされたリビジョンにもなり得ます。
1759
リモートブランチからマージしなかった変更を除外する一方で、
1760
これはブランチが導入したすべての変更を返すために 'diff' でよく使用されます。
1764
ancestor:/path/to/branch
1765
$ bzr diff -r ancestor:../../mainline/branch
1769
最後のリビジョンを選択するためにブランチへのパスを提供する。
1773
branch:/path/to/branch
1777
これに対する差分は、このブランチで行われたすべての変更を表示し、
1778
マージされる予定のもののよい予測子です。
1779
投稿ブランチはbundleとmergeコマンドによって使用されます。
1780
投稿ブランチが指定されなければ、親ブランチが代わりに使用されます。
1782
共通の祖先は両方のブランチ内に存在する最終リビジョンです。
1783
通常これはブランチポイントですが、マージされたリビジョンにもなり得ます。
1787
$ bzr diff -r submit:
1793
標準オプションはすべてのコマンドで有効です。
1795
--help, -h ヘルプメッセージを表示する。
1796
--verbose, -v 詳細な情報を表示する。
1797
--quiet, -q エラーと警告のみ表示する。
1799
グローバルオプションとは異なり、標準オプションはエイリアスで利用可能です。
1805
簡潔な方法で作業ツリーへの変更を要約するためにステータスフラグが使用されます。これらは次の形式をとります::
1810
カラム 1 - バージョン管理/リネーム::
1817
P マージを追加するためのエントリ(ファイルではない)
1836
aftp:// アクティブFTPを利用したアクセス
1837
bzr:// Bazaarスマートサーバーを利用したファーストアクセス
1838
bzr+ssh:// SSHを通したBazaarスマートサーバーを利用したファーストアクセス
1839
file:// 標準ファイルシステムを利用したアクセス(デフォルト)
1840
ftp:// パッシブFTPを利用したアクセス
1841
http:// ウェブにエクスポートされたブランチへのリードオンリーのアクセス。
1842
https:// SSLを利用したウェブにエクスポートされたブランチへのリードオンリーのアクセス。
1843
sftp:// SFTPを利用したアクセス(大抵のSSHサーバーはSFTPを提供する)。
1846
.. _authentication: `認証の設定`_
1847
.. _bugs: `バグトラッカーの設定`_
1848
.. _configuration: `構成設定`_
1849
.. _conflicts: `衝突のタイプ`_
1850
.. _current-formats: `現在のストレージフォーマット`_
1851
.. _env-variables: `環境変数`_
1852
.. _global-options: `グローバルオプション`_
1853
.. _other-formats: `その他のストレージフォーマット`_
1854
.. _revisionspec: `リビジョンの識別子`_
1855
.. _standard-options: `標準オプション`_
1856
.. _status-flags: `ステータスフラグ`_
1857
.. _urlspec: `URLの識別子`_
1866
:目的: 指定したファイルもしくはディレクトリを追加する。
1867
:使い方: bzr add [FILE...]
1870
--dry-run 何が行われるか表示するが、実際には行わない。
1871
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
1872
--no-recurse ディレクトリの内容を再帰的に追加しない。
1873
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
1874
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
1875
--file-ids-from=ARG このツリーからファイルのidを探索する。
1878
non-recursiveモードでは、以前無視されたファイルであっても、
1879
名前つきのすべてのアイテムが追加されます。
1880
名前つきファイルがすでにバージョン管理されている場合は警告が表示されます。
1882
recursiveモード(デフォルト)では、ファイルは同じ方法で扱われますが、
1883
ディレクトリに対するふるまいは異なります。
1884
すでにバージョン管理されているディレクトリであれば警告は表示されません。
1885
すべてのディレクトリは、バージョン管理されているかいないかに関わらず、
1886
ファイルもしくはバージョン管理も無視もされているサブディレクトリのための検索対象になり、
1888
この検索はバージョン管理されたディレクトリにも再帰的に進められます。
1889
名前が渡されなければ、'.'が想定されます。
1891
それゆえ単に 'bzr add' を実行すると現在未知であるファイルのすべてがバージョン管理されます。
1893
親ディレクトリがバージョン管理されていないファイルを追加すると
1894
親およびそのrootまでも暗黙の内に追加されます。
1895
このことが意味するのはディレクトリを明示的に追加する必要はなく、
1896
ディレクトリの中のファイルを1つ追加するときにそれらのディレクトリも追加されます。
1898
--dry-runは追加されるファイルを表示しますが、それらを実際に追加しません。
1900
--file-ids-fromは提供されたパスからファイルのidの使用を試みます。
1901
これは同じファイル名を持ちマッチするディレクトリの発見をするためにidを探し、また純粋なパスによって行います。
1902
このオプションが必要になるのはめったにありませんが、後でマージする2つのブランチに同じ論理ファイルを追加する
1903
ときに便利です(2つの異なる追加を衝突として表示しません)。
1904
別のプロジェクトをこのプロジェクトのサブディレクトリにマージする際にも便利です。
1911
:目的: エイリアスの設定/設定解除と表示を行う。
1912
:使い方: bzr alias [NAME]
1915
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
1916
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
1917
--remove エイリアスを削除する。
1918
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
1925
'll'用に指定されたエイリアスを表示するには::
1931
bzr alias ll="log --line -r-10..-1"
1935
bzr alias --remove ll
1941
:目的: ファイルのそれぞれの行のoriginを表示する。
1942
:使い方: bzr annotate FILENAME
1945
--all すべての行の注釈を表示する。
1946
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
1947
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
1948
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
1949
--long 注釈のコミット日時を表示する。
1950
--show-ids 内部のオブジェクトidを表示する。
1951
-r ARG, --revision=ARG
1952
"help revisionspec"の詳細を参照。
1955
このコマンドは与えられたファイルの、変更によって導入されたリビジョン、
1956
筆者と日付を示す注釈を左側で表示します。
1958
連続した行の続きに関してoriginが同じ場合、
1959
--allオプションが渡されない限り、これはトップでのみ表示されます。
1961
:エイリアス: ann, blame, praise
1966
:目的: 現在のブランチを提供されたブランチのチェックアウトに変換する。
1967
:使い方: bzr bind [LOCATION]
1970
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
1971
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
1972
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
1975
チェックアウトに変換されると、コミットはローカルブランチに適用される前に
1976
コミットはマスターブランチを継承しなければなりません。
1978
ローカルに設定されない限りバインドされたブランチは
1979
マスターブランチのニックネームを使用します。
1980
この場合、バインディングはローカルなニックネームをマスターのものに更新します。
1982
:関連コマンド: `checkout`_, `unbind`_
1987
:目的: ブランチの新しいコピーを作成する。
1988
:使い方: bzr branch FROM_LOCATION [TO_LOCATION]
1991
--stacked ソースブランチを参照するスタックドブランチを作成する。
1993
新しいブランチはソースブランチの利用可能性に依存する。
1994
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
1995
--standalone 利用可能であっても共用リポジトリを使用しない。
1996
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
1997
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
1998
--hardlink 可能な作業ツリーファイルをハードリンクする。
1999
-r ARG, --revision=ARG
2000
詳細は "help revisionspec" を参照。
2003
TO_LOCATIONが省略されると、FROM_LOCATIONの最終コンポーネントが使用されます。
2004
言い換えると、 "branch ../foo/bar" は./bar を作成しようとします。
2005
FROM_LOCATIONが/を持たない もしくは埋め込みのパスの区切り文字を持つ場合
2006
冒頭のスキームもしくはドライブの識別子を剥ぎ取ることで、
2007
FROM_LOCATIONからTO_LOCATIONが得られます。
2008
たとえば、"branch lp:foo-bar"は./foo-barを作成しようとします。
2010
ブランチの特定のリビジョンを読み取るには、
2011
"branch foo/bar -r 5"のような、--revisionパラメータを提供します。
2014
:関連コマンド: `checkout`_
2019
:目的: リポジトリ、ブランチもしくは作業ディレクトリのデッドロックをブレークする。
2020
:使い方: bzr break-lock [LOCATION]
2023
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2024
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2025
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2028
警告: ロックを保持するプロセスが停止したときにのみロックはブレークします。
2030
'bzr info'コマンドを通して開いているロックに関する情報を得ることができます。
2039
:目的: 与えられたリビジョンのファイルの内容を標準出力に書き込む。
2040
:使い方: bzr cat FILENAME
2043
-r ARG, --revision=ARG
2044
詳細は"help revisionspec"を参照。
2045
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2046
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2047
--name-from-revision 古いツリーのパス名。
2048
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2051
リビジョンが指定されなければ、最後のリビジョンが使用されます。
2053
注意: バイナリファイルでこのコマンドを使用する際には
2054
標準出力をリダイレクトするように気をつけてください。
2061
:目的: 作業ツリーの構造、ブランチの一貫性、とリポジトリの履歴をバリデートする。
2062
:使い方: bzr check [PATH]
2065
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2066
--tree 現在のディレクトリに関連した作業ツリーをチェックする。
2067
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2068
--repo 現在のディレクトリに関連したリポジトリをチェックする。
2069
--branch 現在のディレクトリに関連したブランチをチェックする。
2070
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2073
このコマンドはデータの破損もしくはbzrのバグを検出するために
2074
ブランチとリポジトリストレージに関するさまざまな不変量をチェックします・
2076
問題が検出された場合のみ作業ツリーとブランチのチェックは出力をします。
2077
リポジトリチェックの出力フィールドは次のとおりです:
2079
revisions: これはチェックされるリビジョンの番号です。
2081
versionedfiles: これはチェックされるバージョン管理されたファイルの数です。
2083
unreferenced ancestors: 他のテキストの祖先であるテキストは、
2084
リビジョンの祖先によって適切に参照されません。
2085
これはBazaarが対処できるsubtleな問題です。
2086
unique file texts: チェックされるリビジョンで見つかる
2087
ファイルの内容の合計数です。これは問題を示しません。
2088
repeated file texts: チェックされるリビジョンで見つかる、
2090
テキストのエントリが修正されたときにテキストは繰り返しできますが、
2094
制限が指定されなければ、すべてのBazaarデータはチェックされる位置で見つかります。
2097
'foo' でのツリーとブランチをチェックする::
2099
bzr check --tree --branch foo
2101
'bar'でのリポジトリのみをチェックする::
2103
bzr check --repo bar
2109
:関連コマンド: `reconcile`_
2114
:目的: 既存のブランチの新しいチェックアウトを作成する。
2115
:使い方: bzr checkout [BRANCH_LOCATION] [TO_LOCATION]
2118
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2119
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2120
--files-from=ARG このツリーからファイルの内容を取得する。
2121
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2122
--hardlink 利用可能な作業ツリーファイルをハードリンクする。
2123
--lightweight 軽量チェックアウトを実行する。オペレーションに関して
2124
軽量チェックアウトはブランチへの権限に依存する。
2125
通常のチェックアウトはdiffやstatusのようなアクセスが
2126
不要な共通のオペレーションを実行可能で、
2128
-r ARG, --revision=ARG
2129
詳細は"help revisionspec"を参照。
2132
BRANCH_LOCATIONが省略されると、'.'で見つかるブランチ用に
2133
チェックアウトは作業ツリーを再構成します。
2134
作業ツリーを削除した場合もしくはこれがけっして作成されない場合
2135
- すなわち、SFTPを使用してブランチを現在の位置にpushする場合、これは便利です。
2137
TO_LOCATIONが省略されると、BRANCH_LOCATIONの最後のコンポーネントが使用されます。
2138
言い換えると、"checkout ../foo/bar" は./barを作成しようとします。
2139
BRANCH_LOCATIONが has no /を持たないもしくはパスの区切り文字が埋め込まれている場合、
2140
先頭のスキームもしくはドライブの識別子を除去することでBRANCH_LOCATIONからTO_LOCATIONが
2141
得られます。たとえば、"checkout lp:foo-bar"は./foo-barを作成しようとします。
2143
特定のリビジョンのブランチを読み取るには、
2144
"checkout foo/bar -r 5"のように--revisionパラメータを提供します。
2145
これはすぐに時代遅れになりますが[なのでコミットできない]
2146
役に立つことがあります(すなわち古いコードを検査するため)。
2149
:関連コマンド: `branch`_, `チェックアウト`_
2154
:目的: 変更を新しいリビジョンにコミットする。
2155
:使い方: bzr commit [SELECTED...]
2158
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2159
--author=ARG 著者の名前がコミッターとは異なる場合、著者の名前を設定する。
2160
--unchanged 何も変更されていなくてもコミットする。
2161
--fixes=ARG このリビジョンをバグが修正されたものとしてマークする。
2162
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2163
--show-diff メッセージが提供されないとき、
2164
メッセージエディタでステータスの要約と一緒に差分を表示する。
2165
--strict 作業ツリーの中に未知のファイルが存在する場合コミットを拒否する。
2166
-F MSGFILE, --file=MSGFILE
2167
このファイルからコミットメッセージを取得する。
2168
-x ARG, --exclude=ARG
2170
-m ARG, --message=ARG
2172
--local バインドされたブランチにローカルコミットを実行する。
2174
ローカルコミットはマスターブランチにpushされません。
2176
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2179
引数が渡されなければ、ツリー全体がコミットされます。
2181
選択されたファイルが指定されると、これらのファイルへの変更のみがコミットされます。
2182
ディレクトリが指定されるとディレクトリとその中のすべてがコミットされます。
2184
excludesが渡されるとき、これらは選択されたファイルよりも優先されます。
2185
たとえば、fooの範囲での変更のみコミットされますが、foo/barの範囲の変更はコミットされません::
2187
bzr commit foo -x foo/bar
2189
変更の著者がコミッターと同じ人物でなければ、
2190
--authorオプションを使用して著者の名前を指定できます。
2191
名前はコミッターidと同じフォーマットです。たとえば"John Doe <jdoe@example.com>"です。
2193
コミットされるツリーが無効である場合選択されたファイルのコミットが失敗することがあります。
2194
次の一連のコマンドを考えてみましょう::
2199
bzr commit foo -m "committing foo"
2200
bzr mv foo/bar foo/baz
2203
bzr commit foo/bar -m "committing bar but not baz"
2205
上記の例において、最終コミットは故意に失敗します。
2206
これによってユーザーは、同時に、最初に個別に、もしくはまったく
2207
リネームしたくないかどうかを決める機会を得ます。
2208
(一般的なルールとして、判断がつかないとき、Bazaarは安全に物事を行う方針を持ちます。)
2210
注: マージの後の選択されたファイルのコミットはまだサポートされていません。
2213
:関連コマンド: `bugs`_, `uncommit`_
2218
:目的: 衝突を持つファイルの一覧を表示する。
2222
--text テキストの衝突を持つファイルのパスの一覧を表示する。
2223
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2224
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2225
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2228
マージは2つのブランチの変更を結合するために最善を尽くしますが、
2229
人間だけが修正できるある種の問題が存在します。
2230
この問題に遭遇するとき、衝突がマークされます。
2231
衝突はコミットする前に何かを修正する必要があることを意味します。
2233
通常の衝突は短く人間が読めるメッセージとして一覧が示されます。
2234
--textが提供される場合、代わりに、テキストの衝突を持つファイルのパスの一覧が表示されます。
2235
(これはテキストの衝突を持つファイルをすべて編集するために便利です。)
2237
問題を修正したらbzr resolveを使用します。
2245
:目的: 作業ツリーの中で削除されたファイルの一覧を表示する。
2249
--show-ids 内部のオブジェクトidを表示する。
2250
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2251
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2252
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2254
:関連コマンド: `ls`_, `status`_
2259
:目的: リビジョンもしくはブランチの間の、作業ツリーの中の違いを表示する。
2260
:使い方: bzr diff [FILE...]
2263
--old=ARG から比較するブランチ/ツリー。
2264
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2265
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2266
-p ARG, --prefix=ARG コロンによって区切られた2つの値として
2267
新旧のファイル名に追加される接頭辞を設定する(たとえば"old/:new/")。
2268
--using=ARG ファイルを比較するためにこのコマンドを使用する。
2269
--new=ARG へ比較するブランチ/ツリー。
2270
-r ARG, --revision=ARG
2271
詳細は"help revisionspec"を参照。
2272
--diff-options=ARG これらのオプションを外部diffプログラムに渡す。
2273
-c ARG, --change=ARG 指定されたリビジョンによって導入された変更を選択する。
2274
"help revisionspec"も参照。
2275
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2278
引数が渡されなければ、現在のツリーに対するすべての変更の一覧が表示されます。
2279
ファイルが渡されれば、これらのファイルの中の変更の一覧だけが表示されます。
2280
リモートと複数のブランチは--oldと--newオプションを使用して比較できます。
2281
これらのオプションが提供されなければ、両方のデフォルトは、存在すれば最初の引数、
2282
引数が渡されなければ現在のツリーから得られます。
2284
"bzr diff -p1" は "bzr diff --prefix old/:new/"と同等で、
2285
"patch -p1"に最適なパッチが生成されます。
2288
作業ツリーと最終コミットの間の違いを表示する::
2296
リビジョン1とリビジョン2の間の違い::
2300
ブランチxxxのリビジョン1とリビジョン2の間の違い::
2308
NEWSファイルに対する作業ツリーの中の違いを表示する::
2312
xxxブランチからこの作業ツリーの違いを表示する:
2316
NEWSファイルに対する2つのブランチの違いを表示する::
2318
bzr diff --old xxx --new yyy NEWS
2320
'bzr diff'と同じであるがold/とnew/でパスに接頭辞を追加する::
2322
bzr diff --prefix old/:new/
2337
:目的: 現在のリビジョンを指定されたディレクトリもしくはアーカイブにエクスポートする。
2338
:使い方: bzr export DEST [BRANCH_OR_SUBDIR]
2341
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2342
--format=ARG Type of file to export to.
2343
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2344
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2345
--root=ARG エクスポートされたファイル内部のrootディレクトリの名前。
2346
-r ARG, --revision=ARG
2347
詳細は"help revisionspec"を参照。
2350
リビジョンが指定されなければこれは最終コミットのリビジョンをエクスポートします。
2352
フォーマットはtar、tgz、tbz2のような"exporter"の名前になることができます。
2353
何も渡されなければ、拡張子かrフォーマットを見つけようとします。
2354
拡張子が見つからなければディレクトリにエクスポートします(--format=dirと同等)。
2356
rootが提供されると、これはコンテナフォーマット(tar、zip、その他)内部のrootディレクトリとして使用されます。
2357
これが提供されなければエクスポートされるファイル名へのデフォルトになります。
2358
rootオプションは'dir'フォーマットに対して効果がありません。
2360
ブランチが省略されると現在の作業ディレクトリを含むブランチが使用されます。
2362
注: ASCIIではないファイル名でのツリーのエクスポートはサポートされません。
2364
========================== =========================
2365
サポートされるフォーマット 拡張子で自動検出
2366
========================== =========================
2369
tbz2 .tar.bz2, .tbz2
2372
========================== =========================
2378
:目的: コマンドもしくは他のトピックのヘルプを表示する。
2379
:使い方: bzr help [TOPIC]
2382
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2383
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2384
--long すべてのコマンドのヘルプを表示する。
2385
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2387
:エイリアス: ?, --help, -?, -h
2393
:目的: 指定されたファイルもしくはパターンを無視する。
2394
:使い方: bzr ignore [NAME_PATTERN...]
2397
--old-default-rules bzr < 0.9で使用される無視ルールを書き出す。
2398
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2399
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2400
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2403
パターンの構文の詳細は ``bzr help patterns`` を参照。
2405
無視リストからパターンを除外するには、.bzrignoreファイルを編集します。
2406
追加した後で、コマンドを使用して間接的に、もしくはエディタを使用して
2407
直接そのファイルを編集もしくは削除した後で、そのコミットを確認してください。
2409
注: シェルのワイルドカードを含む無視パターンはUnixのシェルからクォートされなければなりません。
2412
トップレベルのMakefileを無視する::
2414
bzr ignore ./Makefile
2416
すべてのディレクトリのクラスファイルを無視する::
2418
bzr ignore "*.class"
2420
libディレクトリ下の.oファイルを無視する::
2422
bzr ignore "lib/**/*.o"
2424
libディレクトリ下の.oファイルを無視する::
2426
bzr ignore "RE:lib/.*\.o"
2428
"debian"トップレベルディレクトリ以外のすべてを無視する::
2430
bzr ignore "RE:(?!debian/).*"
2432
:関連コマンド: `ignored`_, `パターン`_, `status`_
2437
:目的: 無視するファイルとそれらにマッチするパターンの一覧を表示する。
2441
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2442
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2443
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2446
無視されるファイルと無視パターンのすべての一覧を表示します。
2448
代わりにファイルの一覧だけを表示するには::
2452
:関連コマンド: `ignore`_, `ls`_
2457
:目的: 作業ツリー、ブランチもしくはリポジトリに関する情報を表示する。
2458
:使い方: bzr info [LOCATION]
2461
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2462
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2463
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2466
このコマンドはツリー、ブランチもしくはリポジトリに関連する既知の位置とフォーマットのすべてを表示します。
2467
統計情報はそれぞれのレポートに含まれます。
2469
ブランチと作業ツリーは見つからないリビジョンもレポートします。
2471
:関連項目: `リポジトリ`_, `revno`_, `作業ツリー`_
2476
:目的: ディレクトリをバージョン管理下にあるブランチにする。
2477
:使い方: bzr init [LOCATION]
2480
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2481
--create-prefix ブランチに通じるパスがまだ存在していなければそれを作成する。
2482
--append-revisions-only
2483
revnosもしくは既存のログを変更しない。
2485
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2486
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2490
--format=ARG このブランチのフォーマットを指定する。"help formats"を参照。
2491
--1.12-preview ビューとコンテンツのフィルタリングをサポートする作業ツリーフォーマット。
2492
--1.12-preview-rich-root
2493
rich-rootデータをサポートする1.12-previewのバリアント(bzr-svnに必要)
2494
--1.6 スタックをサポートするリポジトリに基づいたブランチとパック。
2495
--1.6.1-rich-root スタックとリッチなrootデータをサポートするリポジトリに基づいた
2496
ブランチとパック(bzr-svnに必要)。
2497
--1.9 btreeインデックスを使用するリポジトリに基づいたブランチとパック
2498
--1.9-rich-root btreeインデックスとリッチrootデータを使用する
2499
リポジトリに基づいたブランチとパック(bzr-svnに必要)。
2500
--default 0.92の新しい機能: dirstate-tagsフォーマットリポジトリと
2501
互換性のあるデータを持つパックベースのフォーマット。
2502
0.92以前のbzrリポジトリと相互運用しますが
2503
bzr < 0.92では読むことができません。
2504
以前はknitpack-experimentalと呼ばれていました。
2505
詳細な情報は http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/packrepo.html を参照。
2506
--development 現在の開発フォーマット。データをpack-0.92 (とpack-0.92と互換性のある)
2508
このフォーマットのリポジトリとブランチはbzr.devによってのみ読み込みできます。
2509
使用する前に http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/development-repo.html を参照して頂くようお願いします。
2510
--development-subtree
2511
現在の開発フォーマットで、subtreeバリアント。
2512
データをpack-0.92-subtree(とpack-0.92-subtreeと互換性のある)
2514
このフォーマットのリポジトリとブランチはbzr.devでのみ読み込みできる。
2515
使用する前に http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/development-
2516
repo.html をご覧いただくようお願いします。
2517
--dirstate 0.15の新しいフォーマット: 速いローカルオペレーション。
2518
ネットワークを通したアクセスのときbzr 0.8とそれ以降と互換性がある。
2519
--dirstate-tags 0.15の新しいフォーマット: 速いローカルオペレーションで
2520
ネットワークオペレーションに関するスケーリングを改善。
2521
タグのサポートを追加。bzr < 0.15とは互換性がない。
2522
--knit knitsを使用するフォーマット。bzr <= 0.14との相互運用に推奨。
2523
--metaweave 0.8での暫定フォーマット。knitよりも遅い。
2524
--pack-0.92 0.92の新しいフォーマット: dirstate-tagsフォーマットリポジトリと
2525
互換性のあるデータを持つパックベースのフォーマット。
2526
0.92以前のbzrリポジトリと相互運用できるがbzr < 0.92.によって読み込みできない。
2527
以前はknitpack-experimentalと呼ばれていた。
2528
詳細な情報に関しては、 http://doc
2529
.bazaar-vcs.org/latest/developers/packrepo.html を参照。
2530
--rich-root 1.0の新しいフォーマット。ツリーrootのベターな扱い。
2532
--rich-root-pack 1.0の新しいフォーマット: rich-rootデータをサポートする
2533
pack-0.92のバリアント(bzr-svnに必要)。
2534
--weave 0.8以前のフォーマット。knitよりも遅く
2535
チェックアウトもしくは共用リポジトリをサポートしない。
2538
空のブランチを作成するもしくは既存のプロジェクトをインポートする前に使用します。
2540
親ディレクトリの位置にリポジトリが存在する場合、
2541
ブランチの履歴はリポジトリに保存されます。
2542
さもなければinitは.bzrのディレクトリに独自の履歴を運ぶスタンドアロンのブランチを作成します。
2544
ロケーションにブランチがすでにあるが作業ツリーがない場合、ツリーは'bzr checkout'で投入できます。
2546
ファイルのツリーをインポートする方法のレシピです::
2552
bzr commit -m "imported project"
2554
:関連コマンド: `branch`_, `checkout`_, `init-repository`_
2559
:目的: ブランチを保持する共用リポジトリを作成する。
2560
:使い方: bzr init-repository LOCATION
2563
--no-trees リポジトリのブランチはデフォルトで作業ツリーを持ちません。
2564
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2565
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2566
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2570
--format=ARG このブランチのフォーマットを指定する。"help formats"を参照。
2571
--1.12-preview ビューとコンテンツのフィルタリングをサポートする作業ツリーフォーマット。
2572
--1.12-preview-rich-root
2573
rich-rootデータをサポートする1.12-previewのバリアント(bzr-svnに必要)
2574
--1.6 スタックをサポートするリポジトリに基づいたブランチとパック。
2575
--1.6.1-rich-root スタックとリッチなrootデータをサポートするリポジトリに基づいた
2576
ブランチとパック(bzr-svnに必要)。
2577
--1.9 btreeインデックスを使用するリポジトリに基づいたブランチとパック
2578
--1.9-rich-root btreeインデックスとリッチrootデータを使用する
2579
リポジトリに基づいたブランチとパック(bzr-svnに必要)。
2580
--default 0.92の新しい機能: dirstate-tagsフォーマットリポジトリと
2581
互換性のあるデータを持つパックベースのフォーマット。
2582
0.92以前のbzrリポジトリと相互運用しますが
2583
bzr < 0.92では読むことができません。
2584
以前はknitpack-experimentalと呼ばれていました。
2585
詳細な情報は http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/packrepo.html を参照。
2586
--development 現在の開発フォーマット。データをpack-0.92 (とpack-0.92と互換性のある)
2588
このフォーマットのリポジトリとブランチはbzr.devによってのみ読み込みできます。
2589
使用する前に http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/development-repo.html を参照して頂くようお願いします。
2590
--development-subtree
2591
現在の開発フォーマットで、subtreeバリアント。
2592
データをpack-0.92-subtree(とpack-0.92-subtreeと互換性のある)
2594
このフォーマットのリポジトリとブランチはbzr.devでのみ読み込みできる。
2595
使用する前に http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/development-
2596
repo.html をご覧いただくようお願いします。
2597
--dirstate 0.15の新しいフォーマット: 速いローカルオペレーション。
2598
ネットワークを通したアクセスのときbzr 0.8とそれ以降と互換性がある。
2599
--dirstate-tags 0.15の新しいフォーマット: 速いローカルオペレーションで
2600
ネットワークオペレーションに関するスケーリングを改善。
2601
タグのサポートを追加。bzr < 0.15とは互換性がない。
2602
--knit knitsを使用するフォーマット。bzr <= 0.14との相互運用に推奨。
2603
--metaweave 0.8での暫定フォーマット。knitよりも遅い。
2604
--pack-0.92 0.92の新しいフォーマット: dirstate-tagsフォーマットリポジトリと
2605
互換性のあるデータを持つパックベースのフォーマット。
2606
0.92以前のbzrリポジトリと相互運用できるがbzr < 0.92.によって読み込みできない。
2607
以前はknitpack-experimentalと呼ばれていた。
2608
詳細な情報に関しては、 http://doc
2609
.bazaar-vcs.org/latest/developers/packrepo.html を参照。
2610
--rich-root 1.0の新しいフォーマット。ツリーrootのベターな扱い。
2612
--rich-root-pack 1.0の新しいフォーマット: rich-rootデータをサポートする
2613
pack-0.92のバリアント(bzr-svnに必要)。
2614
--weave 0.8以前のフォーマット。knitよりも遅く
2615
チェックアウトもしくは共用リポジトリをサポートしない。
2618
ブランチのディレクトリではなく、リポジトリにリビジョンを保存する
2619
リポジトリディレクトリの元で作成された新しいブランチ。
2621
--no-treesオプションが使用されるとリポジトリのブランチはデフォルトで作業ツリーを持ちません。
2624
ブランチだけを保有する共用リポジトリを作成する::
2626
bzr init-repo --no-trees repo
2631
bzr checkout --lightweight repo/trunk trunk-checkout
2636
:関連項目: `branch`_, `checkout`_, `init`_, `リポジトリ`_
2641
:目的: ブランチ、ファイル、もしくはディレクトリのログを表示する。
2642
:使い方: bzr log [LOCATION]
2645
-v, --verbose それぞれのリビジョンで変更されたファイルを表示する。
2646
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2647
-l N, --limit=N 出力を最初のNのリビジョンに制限する。
2648
--forward 最古から最新までを表示する。
2649
--timezone=ARG ローカル、オリジナル、utcのタイムゾーンを表示する。
2650
--show-ids 内部オブジェクトidを表示する。
2651
-r ARG, --revision=ARG
2652
詳細は"help revisionspec"を参照。
2653
-m ARG, --message=ARG
2654
メッセージが正規表現にマッチするリビジョンを表示する。
2655
-c ARG, --change=ARG 指定されたリビジョンだけを表示する。"help revisionspec"も参照。
2656
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2659
--log-format=ARG 指定されたログフォーマットを使用する。
2660
--line リビジョン単位の1行のログフォーマット
2662
--short 適切に短いログフォーマット
2665
デフォルトでは作業ディレクトリを含むブランチのログを表示する。
2667
ログの範囲をリクエストするには、-r begin..endコマンドを使用できます。
2668
-r revisionは指定したリビジョンをリクエストし、
2669
-r ..end もしくは -r begin.. も有効です。
2680
ブランチの最後の10リビジョンのログ::
2682
bzr log -r -10.. http://server/branch
2688
:目的: ツリーのファイルの一覧を表示する。
2692
--from-root ブランチのrootから相対的なパスを出力する。
2693
--ignored 無視されたファイルを出力する。
2694
--kind=ARG 特定の種類:file、directory、symlinkのエントリの一覧を表示する。
2695
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2696
-V, --versioned バージョン管理されたファイルを出力する。
2697
--unknown 未知のファイルを出力する。
2698
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2699
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2700
--non-recursive サブディレクトリで再帰的処理を行わない。
2701
--show-ids 内部オブジェクトidを表示する。
2702
--null ファイルの間に改行の代わりに NUL (\0) 区切り文字を書く。
2703
-r ARG, --revision=ARG
2704
詳細は"help revisionspec"を参照。
2706
:関連項目: `cat`_, `status`_
2712
:使い方: bzr merge [LOCATION]
2715
--pull すでに対象が完全にソースにマージされる場合、
2717
これが起きるとき、結果をコミットする必要はない。
2718
--remember 指定されたロケーションをデフォルトとして記録する。
2719
--force 目的のツリーがコミットされていない変更を持っていてもマージする。
2720
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2721
--reprocess 誤った衝突を減らすために再処理する。
2722
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2723
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2724
--uncommitted ブランチの変更の代わりに、作業ツリーからコミットされていない変更を適用する。
2726
-d ARG, --directory=ARG
2727
作業ディレクトリを含むものよりも、マージするブランチ。
2728
--show-base 衝突のベースリビジョンテキストを表示する。
2729
--preview マージする代わりに、マージの差分を表示する。
2730
-c ARG, --change=ARG 指定されたリビジョンで導入された変更を選択する。
2731
"help revisionspec"も参照。
2732
-r ARG, --revision=ARG
2733
詳細は"help revisionspec"を参照。
2736
--merge-type=ARG 特定のマージアルゴリズムを選択する。
2737
--diff3 外部diff3を使用するマージ
2739
--merge3 ネイティブのdiff3スタイルのマージ
2740
--weave weaveベースのマージ
2743
マージのソースはブランチの形式、もしくはbzr sendで生成された
2744
mergeディレクティブを含むファイルへのパスの形式で指定できます。
2745
どちらも指定されなければ、デフォルトは上流ブランチもしくは
2746
--rememberを使用して最近マージされたブランチです。
2748
マージをブランチするとき、デフォルトではチップがマージされます。
2749
異なるリビジョンをピックするには、--revisionを渡します。
2750
2つの値を指定する場合、最初の値はBASEとして、2番目の値はOTHERとして使用されます。
2751
個別のリビジョン、もしくはこのように利用可能なリビジョンのサブセットをマージすることは
2752
一般的に"チェリーピック"として言及されます。
2754
リビジョン番号はマージされるブランチに対して常に相対的です。
2756
デフォルトでは、bzrは、自動的に適切なベースを検出して、
2757
他のブランチからすべてのネットワークでマージしようとします。
2758
これが失敗すると、明示的なベースを渡すことが必要になることがあります。
2760
マージは2つのブランチの変更を結合するために最善を尽くしますが、
2761
人間だけが修正できる種類の問題があります。
2762
この問題に遭遇するとき、衝突マークがつけられます。
2763
衝突はコミットする前に何かを修正する必要があることを意味します。
2765
問題を修正したらbzr resolveを使用します。bzr conflictsも参照してください。
2767
デフォルトのブランチセットが存在しない場合、最初のマージはそれを設定します。
2768
その後で、デフォルトを使用するブランチを省略できます。
2769
デフォルトを変更するには、--rememberを使用します。
2770
リモートロケーションがアクセス可能場合のみ値は保存されます。
2772
マージの結果は目的の作業ディレクトリに設置されます。
2773
このディレクトリは(bzr diffで)閲覧、テスト、
2774
とマージの結果を記録するためにコミット可能です。
2776
--forceが渡されない限り、コミットされていない変更が存在すればマージの実行は拒否されます。
2779
bzr.devから最新のリビジョンをマージするには::
2781
bzr merge ../bzr.dev
2783
bzr.devからリビジョン82を含めて変更をマージするには::
2785
bzr merge -r 82 ../bzr.dev
2787
以前の変更なしに、82で導入された変更をマージするには::
2789
bzr merge -r 81..82 ../bzr.dev
2791
/tmp/mergeに含まれるmergeディレクトリを適用するには:
2793
bzr merge /tmp/merge
2795
:関連項目: `remerge`_, `status-flags`_, `update`_
2800
:目的: 2つのブランチの間のmergeされていない/pullされていない リビジョンを表示する。
2801
:使い方: bzr missing [OTHER_BRANCH]
2804
--reverse リビジョンの順序をリバースする。
2805
--this --mine-onlyと同じ。
2806
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2807
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2808
--other --theirs-onlyと同じ。
2809
--include-merges マージされたリビジョンを表示する。
2810
--mine-only ローカルブランチの変更のみを表示する。
2811
--show-ids 内部オブジェクトidを表示する。
2812
--theirs-only リモートブランチの変更のみを表示する。
2813
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2816
--log-format=ARG 指定したログフォーマットを使用する。
2817
--line リビジョンごとの1行のログフォーマット
2819
--short 適切に短いログフォーマット
2822
OTHER_BRANCHはlocalもしくはremoteになります。
2824
:関連項目: `merge`_, `pull`_
2829
:目的: バージョン管理下にある新しいディレクトリを作成する。
2830
:使い方: bzr mkdir DIR...
2833
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2834
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2835
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2838
これはディレクトリの作成と追加と同等です。
2844
:目的: ファイルを移動もしくはリネームする。
2846
bzr mv OLDNAME NEWNAME
2848
bzr mv SOURCE... DESTINATION
2852
--after ファイルがすでに移動しているので、ファイルのbzr識別子のみを移動させる。
2853
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2854
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2855
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2858
最後の引数がバージョン管理されているディレクトリの場合、
2860
さもなければ、2つの引数だけにしなければならず
2863
OLDNAMEがファイルシステム上に存在しないがバージョン管理されていて
2864
NEWNAMEはファイルシステム上に存在せずバージョン管理もされていない場合、
2865
mvはファイルが手動で移動させられその変更を反映するために
2866
内部インベントリだけを更新することを想定します。
2867
多くのSOURCEファイルをDESTINATIONに移動させるときも同じです。
2869
ブランチの間でファイルを移動させることはできません。
2871
:エイリアス: move, rename
2876
:目的: ブランチのニックネームを表示もしくは設定する。
2877
:使い方: bzr nick [NICKNAME]
2880
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2881
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2882
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2885
設定が解除されると、ツリーのrootディレクトリの名前がニックネームとして使用されます。
2886
現在のニックネームを表示するには、引数なしで実行します。
2888
ローカルに設定されていない限りバインドされたブランチはマスターブランチのニックネームを使用します。
2895
:目的: リポジトリ内のデータを圧縮する。
2896
:使い方: bzr pack [BRANCH_OR_REPO]
2899
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2900
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2901
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2908
:目的: インストールされたプラグインの一覧を表示する。
2912
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2913
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
2914
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2917
このコマンドはプラグインのバージョンとそれぞれの手短な説明を含めて
2918
インストールされたプラグインの一覧を表示します
2920
--verboseはそれぞれのプラグインが設置されたパスを表示します。
2922
プラグインはコードを追加したり置き換えたりすることで
2923
リビジョン管理システムを拡張する外部コンポーネントです。
2924
コマンドの上書き、新しいコマンドの追加、追加のネットワーク転送の提供や
2926
プラグインはさまざまなことを行うことができます。
2928
プラグインを見つけてインストール方法を含めた詳細な情報に関しては、
2929
Bazaarのウェブサイト、http://bazaar-vcs.org を参照してください。
2930
プログラミング言語のPyhonを利用して
2931
新しいコマンドを作成する方法に関する手引きもあります。
2937
:目的: このブランチを別のブランチのミラーにする。
2938
:使い方: bzr pull [LOCATION]
2941
-v, --verbose pullされたリビジョン用のログを表示する。
2942
--remember デフォルトとして指定されたロケーションを記録する。
2943
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2944
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2945
-d ARG, --directory=ARG
2946
作業ディレクトリを含むものよりもpullするブランチ。
2947
--overwrite ブランチの間の違いを無視して無条件で上書きする。
2948
-r ARG, --revision=ARG
2949
詳細は"help revisionspec"を参照。
2952
このコマンドは分岐されていないブランチのみで動作します。
2953
目的のブランチの最新の変更コミットが親にマージされなかった場合(直接もしくは間接)、
2954
ブランチは分岐したものとして見なされます。
2956
ブランチが分岐していれば、あるブランチからの変更を他のブランチに統合するために
2958
一旦あるブランチがマージされると、他のブランチは再びそれをpullできるようになります。
2960
ローカルの変更を忘れてリモートブランチを満たすようにブランチを更新したいだけなら、
2961
pull --overwriteを使用します。
2963
デフォルトのロケーションが存在しない場合、最初のpullはこれを設定します。
2964
その後で、デフォルトを使用するロケーションを省略できます。
2965
デフォルトを変更するには、--rememberを使用します。
2966
リモートロケーションがアクセスできる場合のみ値は保存されます。
2968
注: 位置がブランチのフォーマットもしくはbzr sendで生成されたmergeディレクトリを格納する
2971
:関連項目: `push`_, `status-flags`_, `update`_
2976
:目的: このブランチのミラーを更新する。
2977
:使い方: bzr push [LOCATION]
2980
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
2981
--remember 指定された位置をデフォルトとして覚える。
2982
--create-prefix まだ存在しなればブランチへのパスを作成する。
2983
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
2984
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
2985
--stacked-on=ARG コミットの履歴に関して別のブランチを参照するスタックドブランチを作成する。
2986
参照されるブランチに存在しない作業内容は作成されたブランチに格納される。
2987
--use-existing-dir デフォルトでは、ターゲットのディレクトリが存在するが
2988
まだコントロールディレクトリを持たない場合pushは失敗する。
2989
このフラグはpushの続行を可能にする。
2990
-d ARG, --directory=ARG
2991
作業ディレクトリを含むブランチよりも、pushするブランチ
2992
--stacked 親ブランチの公開位置を参照するスタックドブランチを作成する。
2993
--overwrite ブランチ間の違いを無視して無条件に上書きする。
2994
-r ARG, --revision=ARG
2995
詳細は"help revisionspec"を参照。
2998
これは割高でリモートファイルシステムではサポートされないので、
2999
ターゲットブランチは投入された作業ツリーを持ちません。
3001
スマートサーバーもしくはプロトコルの中には将来作業ツリーを導入しないものがあります。
3003
このコマンドは分岐されていないブランチでのみ動作します。
3004
目的のブランチの最新のコミットがソースブランチによって(直接もしくは間接的に)マージされなければ
3005
ブランチは分岐されたものとして見なされます。
3007
ブランチが分岐されると、他のブランチを完全に置き換えるために
3008
'bzr push --overwrite'を使用できます。この場合、マージされていない変更は廃棄されます。
3010
他のブランチに異なる変更があることを保証したい場合は、
3011
他のブランチからマージを行い(bzr help mergeを参照)、それをコミットします。
3012
その後で'--overwrite'なしでpushを行うことができるようになります。
3014
デフォルトのpush位置の設定がなければ、最初のpushはこれを設定します。
3016
デフォルトを変更するには、--rememberを使用します。
3017
リモート位置がアクセスできる場合のみ値は保存されます。
3019
:関連項目: `pull`_, `update`_, `working-trees`_
3024
:目的: ブランチのメタデータを調整する。
3025
:使い方: bzr reconcile [BRANCH]
3028
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3029
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3030
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3033
これは以前の実在しないオペレーションもしくはbzrの更新によって
3034
引き起こされるデータのミスマッチを訂正できます。
3035
'bzr check'もしくはbzrの開発者がそのコマンドを実行するようにアドバイスするのであれば、
3036
このコマンドを実行することだけが必要になります。
3039
ブランチをまたがる調整も行われます。これによってbzrの初期のバージョンでは存在しなかった
3040
ツリーのroot idのようなデータがチェックされ、両方のブランチで正しく表示されます。
3042
同時にデータが再圧縮されるのでディスクスペースの節約やパフォーマンスのゲインにつながります。
3044
ブランチはローカルディスクもしくはsftpのようにリスト可能なシステム上になければなりません。
3051
:目的: bzrディレクトリのタイプを再設定する。
3052
:使い方: bzr reconfigure [LOCATION]
3055
--force ローカルの変更が失われていた場合でも再設定を実行する。
3056
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3057
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3058
--bind-to=ARG チェックアウトをバインドするブランチ。
3059
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3062
--branch 作業ツリーを持たないバインドされていないブランチに再設定する。
3063
--checkout 作業ツリーを持つバインドされたブランチに再設定する。
3064
--lightweight-checkout
3065
軽量チェックアウトに再設定する(ローカルの履歴はなし)。
3066
--standalone スタンドアロンブランチに再設定する(すなわち共用リポジトリの使用を停止する)。
3067
--tree 作業ツリーを持つバインドされていないブランチに再設定する。
3068
--use-shared 共用リポジトリを使用するように再設定する。
3071
ターゲットの設定を指定しなければなりません。
3073
チェックアウトに関しては指定されていなければ、bind-toのロケーションは自動検出されます。
3075
1. 軽量チェックアウトに関しては、現在バインドされているロケーション。
3076
2. チェックアウトに使用されるブランチに関しては、以前バインドされたロケーション。
3079
これらが利用できなければ、--bind-toを指定しなければなりません。
3081
:関連項目: `ブランチ`_, `チェックアウト`_, `スタンドアロンのツリー`_, `作業ツリー`_
3087
:使い方: bzr remerge [FILE...]
3090
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3091
--reprocess 誤った衝突を減らすために再処理する。
3092
-q, --quiet エラーと警告のみ表示する。
3093
--show-base 衝突内のベースリビジョンのテキストを表示する。
3094
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3097
--merge-type=ARG 特定のマージアルゴリズムを指定する。
3098
--diff3 外部diff3を使用するマージ
3100
--merge3 ネイティブのdiff3スタイルのマージ
3101
--weave weaveベースのマージ
3104
衝突を解消している間に異なるマージテクニックを試したい場合はこれを使用します。
3105
マージテクニックの中には他のものよりもすぐれたものがあり、
3106
remergeによって異なるファイルで異なるテクニックを試すことができます。
3107
remergeのオプションはmergeのものと同じ意味とデフォルトを持ちます。
3108
違いは未解決のマージが存在するときのみremergeは実行できて
3112
すべてのファイルのマージを再実行し、通常のTHISとOTHERテキストに加えて、
3115
bzr remerge --show-base
3117
weaveマージアルゴリズムを使用して"foobar"のマージを再実行して、
3118
衝突領域のサイズを減らすために追加処理を行う::
3120
bzr remerge --merge-type weave --reprocess foobar
3126
:目的: ファイルもしくはディレクトリを除外する。
3127
:使い方: bzr remove [FILE...]
3130
--new けっしてコミットされなかったファイルのみを除外する。
3131
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3132
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3133
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3136
--force 指定されたファイルがリカバーできないまたは空のディレクトリではなくても
3139
--safe ファイルを安全にリカバーできるのであればファイルを削除することだけ行う(デフォルト)。
3142
このコマンドによってbzrは指定されたファイルへの変更の追跡を止めます。
3143
rebertコマンドで容易に復元できるのであればbzrはこれらのファイルを削除します。
3144
オプションもしくはパラメータが与えられなければbzrは追跡されているファイルをスキャンしますが
3145
ツリーの中で見つからなければそれらの追跡を停止します。
3152
:目的: 与えられたブランチ/チェックアウトから作業ツリーを除外する。
3153
:使い方: bzr remove-tree [LOCATION]
3156
--force コミットされていない変更があっても作業ツリーを除外する。
3157
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3158
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3159
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3162
軽量チェックアウトは作業ツリーと大差ないので、これはそれに対する実行を拒絶します。
3164
作業ツリーを再現するには、"bzr checkout"を使用します。
3166
:関連項目: `checkout`_, `working-trees`_
3171
:目的: リネームされたファイルの一覧を表示する。
3172
:使い方: bzr renames [DIR]
3175
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3176
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3177
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3184
:目的: 衝突を解消されたものとしてマークする。
3185
:使い方: bzr resolve [FILE...]
3188
--all このツリーのすべての衝突を解消する。
3189
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3190
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3191
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3194
2つのブランチの間の変更を結合するためにマージは最善を尽くしますが、
3195
人間だけが修正できる種類の問題があります。
3196
この問題に遭遇するとき、衝突がマークされます。
3197
衝突はコミットする前に何かを修正する必要があることを意味します。
3199
一旦問題を修正すれば、自動的にテキストの衝突を修正したものとしてマークするために"bzr resolve"を使用し、
3200
特定の衝突を解消したものとしてマークするためにFILEをresolveします。
3201
すべての衝突が解消されたものとしてマークするにはor "bzr resolve --all"を行います。
3203
:関連コマンド: `bzr conflicts`
3210
:目的: ファイルを以前のリビジョンに差し戻す。
3211
:使い方: bzr revert [FILE...]
3214
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3215
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3216
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3217
--forget-merges ファイルを変更せずに、未解決のマージマーカーを取り除く。
3218
--no-backup 差し戻しされたファイルのバックアップを保存しない。
3219
-r ARG, --revision=ARG
3220
詳細は"help revisionspec"を参照。
3223
指定されたテキストだけを差し戻すファイルのリストを渡します。
3224
さもなければ、すべてのファイルが差し戻されます。
3225
'--revision'でリビジョンが指定されなければ、最後にコミットされたリビジョンが使用されます。
3227
以前のリビジョンに差し戻さずに、いくつかの変更を除外するには、代わりにmergeを使用します。
3228
たとえば、"merge . --revision -2..-3"は-2で導入された変更を除外しますが、
3229
-1で導入された変更には影響を与えません。
3230
hunk-by-hunkベースである変更を除外するには、Shelfプラグインを参照してください。
3232
デフォルトでは、手動で変更されてきたファイルは最初にバックアップされます。
3233
(マージのみで変更されたファイルはバックアップされません。)
3234
バックアップファイルの名前には '.~#~' が追加されます。#は番号です。
3236
ファイルを提供する場合、現在のパス名もしくはターゲットリビジョンからのパス名を使用できます。
3237
名前でファイルを"undelete"するためにrevertを使用できます。
3238
ディレクトリに名前をつけると、そのディレクトリのすべての内容が差し戻されます。
3240
そのリビジョン以降に新しく追加されたファイルは削除されます。適切であればバックアップは維持されます。
3241
未知のファイルを持つディレクトリは削除されません。
3243
作業ツリーは未解決のマージされたリビジョンのリストを含みます。
3244
これは次のコミットで親として含まれます。
3245
通常は、ファイルを差し戻すのと同様にrevertはそのリストをクリーンにします。
3246
ファイルが指定されていれば、revertは未解決のマージリストをそのままにしてファイルだけを差し戻します。
3247
すべてのファイルを差し戻すがマージの記録を維持するにはツリーのrootで"bzr revert ."を使用し、
3248
ファイルの差し戻しを行わずに未解決のマージリストをクリアするには"bzr revert --forget-merges"を使用します。
3250
:関連項目: `cat`_, `export`_
3255
:目的: 現在のリビジョン番号を表示する。
3256
:使い方: bzr revno [LOCATION]
3259
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3260
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3261
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3264
これはこのブランチのリビジョン番号と等しいです。
3271
:目的: ツリーのrootディレクトリを表示する。
3272
:使い方: bzr root [FILENAME]
3275
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3276
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3277
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3280
The rootは.bzrコントロールディレクトリを持つもっとも近い同封ディレクトリです。
3284
:目的: 変更を投稿するためにメールを送るもしくはmergeディレクティブを作成する。
3285
:使い方: bzr send [SUBMIT_BRANCH] [PUBLIC_BRANCH]
3288
-f ARG, --from=ARG 作業ディレクトリを含むブランチよりも、投稿フォームを生成するブランチ。
3289
--remember 投稿と公開ブランチを覚える。
3290
--mail-to=ARG このアドレスにリクエストメールを送信する。
3291
--format=ARG 指定されたフォーマットを使用する。
3292
"0.9": バンドルフォーマット 0.9、マージディレクティブ 1。
3293
"4": バンドルフォーマット 4、マージディレクティブ 2 (デフォルト)。
3294
--no-bundle バンドルをmergeディレクティブに含めない。
3295
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3296
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3297
-o ARG, --output=ARG mergeディレクティブをこのファイルに書き込む; stdout用に-を使用する。
3298
-m ARG, --message=ARG
3300
-r ARG, --revision=ARG
3301
詳細は"help revisionspec"を参照。
3302
--no-patch mergeディレクティブにプレビューパッチを含めない。
3303
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3306
mergeディレクティブはmergeリクエストを行うために必要な多くのものを提供します:
3308
* 実行するマージのマシンが理解できる説明
3310
* リクエストされた変更のプレビューであるオプションのパッチ
3312
* リビジョンデータのオプションバンドル、
3313
ブランチからデータを読み込まずに、mergeディレクトリからの変更を直接適用できるようになります。
3315
--no-bundleが指定されると、public_branchが必要です(また最新でなければなりません)、
3316
受け取り手がpublic_branchを使用するマージを実行できるように
3317
後で他の人がチェックできるように、知っているのであればpublic_branchを常に含まれていなければなりません。
3319
投稿ブランチのデフォルトは親ですが、上書きできます。
3320
提供されれば投稿ブランチと公開ブランチの両方が記録されます。
3322
public_branchがsubmit_branchに知られていれば、
3323
その公開と投稿ブランチはマージのインストラクションで使用されます。
3324
これはそのローカルミラーに対してpublic_branchを設定すれば、
3325
そのミラーは実際の投稿ブランチとして使用できることを意味します。
3327
メールは好きなプログラムで送信されます。
3328
Windowsではこれは透過的です(MAPIが使用される)。
3329
Linuxでは、xdg-emailユーティリティを必要とします。
3330
望ましいクライアントが見つからなければ(もしくは使用できなければ)、エディタが使用されます。
3332
特定のメールプログラムを使用するには、mail_client設定オプションを設定します。
3333
(Thunderbird 1.5に関して、これはいくつかのバグに対処します。)
3334
特定のクライアント用にサポートされる値は"claws"、"evolution"、"kmail"、"mutt"、と"thunderbird";
3335
一般的なオプションは"default"、"editor"、"emacsclient"、"mapi"、と"xdg-email"です。
3336
プラグインがサポートされるクライアントを追加することもあります。
3338
メールが送信されている場合、to addressが必要になります。
3339
これはコマンドライン、submit_to設定オプションをブランチ自身に設定するか、
3340
投稿ブランチでchild_submit_to設定オプションを設定することで提供できます。
3342
現在2つのフォーマットがサポートされています: "4"はリビジョンバンドルフォーマット4
3343
とマージディレクトリフォーマット2です。
3344
これは古いフォーマットよりも顕著に速く小さいです。
3345
これはBazaar 0.19とそれ以降で互換性があります。
3347
"0.9"はリビジョンバンドルフォーマット0.9とマージディレクティブフォーマット1を使用します。
3348
これは0.12 - 0.18と互換性があります。
3350
mergeもしくはpullコマンドを使用することでmergeディレクトリが適用されます。
3352
:関連項目: `merge`_, `pull`_
3361
--allow-writes デフォルトではサーバーはリードオンリーのサーバーです。
3362
--allow-writesを提供すると提供されるディレクトリと
3363
その下の内容への書き込み権限を有効にできる。
3364
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3365
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3366
--directory=ARG このディレクトリの内容をサーブする。
3367
--port=ARG [hostname:]portnumber形式で指名されたポート上で接続するためにリスンする。
3368
0をポート番号として割り当てるとポートは動的な割り当てになります。
3370
--inet inetdもしくはsshdからの使用のためにstdin/outでserveする。
3371
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3378
:目的: いくつかの変更を現在のツリーから一時的に退避する。
3379
:使い方: bzr shelve [FILE...]
3383
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3384
--list 退避された変更の一覧を表示する。
3385
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3386
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3387
-m ARG, --message=ARG
3389
-r ARG, --revision=ARG
3390
詳細に関しては"help revisionspec"を参照。
3393
--plain プレーンテキスト形式での差分の出力。
3396
shelveによって変更を一時的に"棚に上げる"、すなわち邪魔にならない場所に置くことができます。
3397
'unshelve'コマンドで後で元に戻すことができます。
3399
shelve --listが指定されると、以前退避された変更の一覧が表示されます。
3401
shelveは不適切に混ぜられた変更のいくつかのセットの分離を手助けすることを目的としています。
3402
すべての変更を除去したいだけで後で退避する必要がなければ、revertを使用します。
3403
一度にすべてのテキストの変更をshelveするには、shelve --allを使用します。
3405
ファイル名が指定されると、それらのファイルの変更のみ退避されます。
3408
リビジョンが指定されれば、そのリビジョン以降の変更は退避されます。
3410
複数のアイテムを退避することができ、デフォルトでは、
3411
'unshelve'は最近shelveされた変更を復元します。
3417
:目的: 与えられたコミッターですべてのコミットに署名する。
3418
:使い方: bzr sign-my-commits [LOCATION] [COMMITTER]
3423
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3424
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3425
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3428
位置が指定されなければローカルツリーが使用されます。
3429
コミッターが指定されなければデフォルトのコミッターが使用されます。
3431
これはすでにシグネチャを持つコミットには署名しません。
3437
:目的: ツリーのサブディレクトリを個別のツリーに分割する。
3438
:使い方: bzr split TREE
3441
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3442
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3443
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3446
このコマンドは'rich-root' もしくは 'rich-root-pack'のように
3447
リッチrootをサポートするフォーマットでターゲットツリーを生み出します。
3448
これらのフォーマットは'dirstate-tags'のような初期のフォーマットに変換できません。
3450
TREEの引数は作業ツリーのサブディレクトリになります。
3451
そのサブディレクトリは独自のブランチを持つ独立したツリーに変換されます。
3452
トップレベルツリーのコミットは新しいサブツリーに適用されません。
3459
:使い方: bzr status [FILE...]
3462
-S, --short 短いステータスインジケーターを表示する。
3463
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3464
-V, --versioned バージョン管理されたファイルだけを表示する。
3465
--no-pending 未解決のマージを表示しない。
3466
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3467
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3468
--show-ids 内部オブジェクトidを表示する。
3469
-c ARG, --change=ARG 指定されたリビジョンで導入された変更を選択する。
3470
"help revisionspec"を参照。
3471
-r ARG, --revision=ARG
3472
詳細は"help revisionspec"を参照。
3475
これはバージョン管理されたファイルと未知のファイルを状態で
3476
分類してレポートします。利用可能な状態は次のとおりです:
3479
作業ツリーでバージョン管理されているが以前のリビジョンではない。
3482
以前のリビジョンでバージョン管理されているが作業コピーでは移動もしくは削除されている。
3485
以前のリビジョンから変更されたファイルのパス;
3487
これは親ディレクトリがリネームされたファイルを含む。
3490
以前のリビジョン以降変更されたテキスト。
3493
変更されたファイルの種類(たとえばファイルからディレクトリへ)。
3496
バージョン管理されていないかつ無視パターンにマッチしない。
3498
無視されるファイルを見るには'bzr ignored'を使用します。
3499
ファイルテキストへの詳細な変更に関しては、'bzr diff'を使用します。
3501
--shortもしくは-Sは、Subversionのstatusコマンドに似た、
3502
それぞれのアイテムに対するステータスフラグを提供することに注意してください。
3503
svn -qと似たような出力を得るには、bzr status -SVを使用します。
3505
引数が指定されなければ、作業ディレクトリ全体のステータスが示されます。
3506
さもなければ、指定されたファイルもしくはディレクトリのステータスのみが報告されます。
3507
ディレクトリが渡されれば、そのディレクトリ内部のすべてに関するステータスが報告されます。
3509
1つのリビジョンの引数が渡されれば、ステータスはそのリビジョンに対して
3510
2つの引数の場合は2つのリビジョンの間で算出されます。
3513
:関連項目: `diff`_, `revert`_, `status-flags`_
3518
:目的: チェックアウトのブランチを設定してupdateする。
3519
:使い方: bzr switch TO_LOCATION
3522
--force ローカルコミットが失われていても切り替える。
3523
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3524
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3525
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3528
軽量チェックアウトに対して、これは参照されているブランチを変更します。
3529
重量チェックアウトに対して、これはローカルコミットがなく、
3530
バインドされたブランチがないことを確認して、
3531
ローカルブランチを新しいロケーションのミラーにしてそれにバインドします。
3533
両方の場合において、作業ツリーはupdateされコミットされてない変更はマージされます。
3534
ユーザーは望むのであればcommitもしくはrevertできます。
3536
マージの追加にはswithを使用する前にcommitもしくはrevertする必要があります。
3538
swithするブランチへのパスは現在のブランチの親ディレクトリに対して相対的に指定できます。
3539
たとえば、現在/path/to/branchのチェックアウトの中にいるのであれば
3540
'newbranch'を指定すれば/path/to/newbranchでのブランチが発見されます。
3542
ローカルに設定されていない限りバインドされたブランチはマスターブランチのニックネームを使用します。
3543
この場合、switchを行うとローカルのニックネームはマスターのものに更新されます。
3548
:目的: リビジョンを名づけっるタグを作成、削除もしくは修正する。
3549
:使い方: bzr tag TAG_NAME
3552
--force 既存のタグを置き換える。
3553
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3554
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3555
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3556
-d ARG, --directory=ARG
3558
-r ARG, --revision=ARG
3559
詳細は"help revisionspec"を参照。
3560
--delete 置き換えるよりもタグを削除する。
3563
タグはリビジョンに人間が理解できる名前を与えます。
3564
-r (--revision)オプションをとるコマンドは-rtag:Xに渡されます。
3568
branch、push、pullもしくはmergeを行うときタグはあるブランチから他のブランチにコピーされます。
3570
--forceを渡さない限り、既存のタグ名を与えるとエラーになります。
3571
この場合新しいリビジョンを示すようにタグは移動します。
3573
タグをリネームする(名前を変更するが同じリビジョンで維持する)には、
3574
``bzr tag new-name -r tag:old-name`` と ``bzr tag --delete oldname`` を実行します。
3576
:関連項目: `commit`_, `tags`_
3585
--sort=ARG 異なる基準でタグをソートする。
3586
"alpha": 辞書式でタグをソートする(デフォルト)。
3587
"time": 年代順でタグをソートする。
3588
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3589
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3590
-d ARG, --directory=ARG
3592
--show-ids 内部オブジェクトidを表示する。
3593
-r ARG, --revision=ARG
3594
詳細は"help revisionspec"を参照。
3595
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3598
このコマンドはこれらが参照するタグ名とリビジョンのテーブルを表示します。
3605
:目的: リビジョンのtestament(署名のフォーム)を表示する。
3606
:使い方: bzr testament [BRANCH]
3609
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3610
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3611
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3612
--long 長いフォーマットのtestamentを生成する。
3613
--strict 厳密なフォーマットのtestamentを生成する。
3614
-r ARG, --revision=ARG
3615
詳細は"help revisionspec"を参照。
3621
:目的: 現在のチェックアウトを通常のブランチに変換する。
3625
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3626
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3627
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3630
unbindした後で、ローカルブランチは独立したものとして見なされ
3631
その後のコミットはローカルのみで行われます。
3633
:関連項目: `bind`_, `チェックアウト`_
3638
:目的: 最後にコミットされたリビジョンを削除する。
3639
:使い方: bzr uncommit [LOCATION]
3642
--dry-run 実際には変更しない。
3643
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3644
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3645
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3646
--force すべての質問にyesと答える。
3647
--local チェックアウトのときローカルブランチからコミットのみを削除する。
3648
-r ARG, --revision=ARG
3649
詳細は"help revisionspec"を参照。
3652
--verboseは削除されているものを表示します。
3653
--dry-runはすべてのモーションを経験しますが、実際には何も削除しません。
3655
--revisionが指定されると、指定されたリビジョンでブランチをそのままにするために
3656
リビジョンをuncommitします。たとえば、"bzr uncommit -r 15"はリビジョン15でのブランチを
3659
uncommitは新しいコミットの準備ができている作業ツリーをそのままにします。
3660
唯一行われる変更はコミット以前に存在していた追加マージをリストアすることです。
3666
:目的: shelveされた変更を復元する。
3667
:使い方Usage: bzr unshelve [SHELF_ID]
3670
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3671
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3672
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3675
--apply 変更を適用してshelfから削除する。
3676
--delete-only 変更を適用せずにそれらを削除する。
3677
--dry-run 編子を表示するがそれらを適用もしくは除外しない。
3680
デフォルトでは、最近shelveされた変更が復元されます。
3681
んまでパッチを指定したとしてもそれらの変更が代わりに復元されます。
3682
変更がお互いに依存しないときにこれはもっとも良く機能します。
3689
:目的: ブランチにコミットした最新コードにツリーを更新する。
3690
:使い方: bzr update [DIR]
3693
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3694
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3695
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3698
このコマンドは作業ツリーでマージを実行し、衝突を生成することがあります。
3699
ローカルの変更がある場合、updateを完了させるために
3700
updateの後でそれらをコミットする必要があります。
3702
ローカルの変更を破棄したい場合、updateの後で'bzr commit'の代わりに
3703
'bzr revert'を使用できます。
3706
:関連項目: `pull`_, `status-flags`_, `working-trees`_
3711
:目的: ブランチのストレージを現在のフォーマットにアップグレードする。
3712
:使い方: bzr upgrade [URL]
3715
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3716
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3717
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3721
--format=ARG このブランチのフォーマットを指定する。"help formats"を参照。
3722
--1.12-preview ビューとコンテンツのフィルタリングをサポートする作業ツリーフォーマット。
3723
--1.12-preview-rich-root
3724
rich-rootデータをサポートする1.12-previewのバリアント(bzr-svnに必要)
3725
--1.6 スタックをサポートするリポジトリに基づいたブランチとパック。
3726
--1.6.1-rich-root スタックとリッチなrootデータをサポートするリポジトリに基づいた
3727
ブランチとパック(bzr-svnに必要)。
3728
--1.9 btreeインデックスを使用するリポジトリに基づいたブランチとパック
3729
--1.9-rich-root btreeインデックスとリッチrootデータを使用する
3730
リポジトリに基づいたブランチとパック(bzr-svnに必要)。
3731
--default 0.92の新しい機能: dirstate-tagsフォーマットリポジトリと
3732
互換性のあるデータを持つパックベースのフォーマット。
3733
0.92以前のbzrリポジトリと相互運用しますが
3734
bzr < 0.92では読むことができません。
3735
以前はknitpack-experimentalと呼ばれていました。
3736
詳細な情報は http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/packrepo.html を参照。
3737
--development 現在の開発フォーマット。データをpack-0.92 (とpack-0.92と互換性のある)
3739
このフォーマットのリポジトリとブランチはbzr.devによってのみ読み込みできます。
3740
使用する前に http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/development-repo.html を参照して頂くようお願いします。
3741
--development-subtree
3742
現在の開発フォーマットで、subtreeバリアント。
3743
データをpack-0.92-subtree(とpack-0.92-subtreeと互換性のある)
3745
このフォーマットのリポジトリとブランチはbzr.devでのみ読み込みできる。
3746
使用する前に http://doc.bazaar-vcs.org/latest/developers/development-
3747
repo.html をご覧いただくようお願いします。
3748
--dirstate 0.15の新しいフォーマット: 速いローカルオペレーション。
3749
ネットワークを通したアクセスのときbzr 0.8とそれ以降と互換性がある。
3750
--dirstate-tags 0.15の新しいフォーマット: 速いローカルオペレーションで
3751
ネットワークオペレーションに関するスケーリングを改善。
3752
タグのサポートを追加。bzr < 0.15とは互換性がない。
3753
--knit knitsを使用するフォーマット。bzr <= 0.14との相互運用に推奨。
3754
--metaweave 0.8での暫定フォーマット。knitよりも遅い。
3755
--pack-0.92 0.92の新しいフォーマット: dirstate-tagsフォーマットリポジトリと
3756
互換性のあるデータを持つパックベースのフォーマット。
3757
0.92以前のbzrリポジトリと相互運用できるがbzr < 0.92.によって読み込みできない。
3758
以前はknitpack-experimentalと呼ばれていた。
3759
詳細な情報に関しては、 http://doc
3760
.bazaar-vcs.org/latest/developers/packrepo.html を参照。
3761
--rich-root 1.0の新しいフォーマット。ツリーrootのベターな扱い。
3763
--rich-root-pack 1.0の新しいフォーマット: rich-rootデータをサポートする
3764
pack-0.92のバリアント(bzr-svnに必要)。
3765
--weave 0.8以前のフォーマット。knitよりも遅く
3766
チェックアウトもしくは共用リポジトリをサポートしない。
3769
ときどきこのコマンドを実行するにcheckコマンドもしくはbzrの開発者がアドバイスすることがあります。
3770
デフォルトフォーマットが変更されたときアップグレードする他のオペレーションの実行中に警告されることもあります。
3781
--short バージョン番号だけを表示する。
3782
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3783
-q, --quiet エラーと警告だけ表示する。
3784
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3790
:目的: このツリーに関するバージョン情報を表示する。
3791
:使い方: bzr version-info [LOCATION]
3794
--all すべての入手可能な情報を含める。
3795
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3796
--check-clean ツリーがクリーンであるかチェックする。
3797
--include-history リビジョンの履歴を含める。
3798
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3799
--template=ARG 出力用のテンプレート。
3800
--include-file-revisions
3801
それぞれのファイルに対する最終リビジョンを含める。
3802
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3805
--format=ARG 出力フォーマットを選択する。
3806
--custom カスタムテンプレートベースのフォーマットでのバージョン情報。
3807
--python Pythonフォーマットでのバージョン情報。
3808
--rio RIOフォーマット(シンプルなテキスト)でのバージョン情報(デフォルト)。
3811
バージョンに関する情報をアプリケーションのソースコードに追加するために
3812
このコマンドを使用できます。出力のフォーマットはサポートされているもの1つか
3813
テンプレートに基づいてカスタマイズされたものです。
3817
bzr version-info --custom \
3818
--template="#define VERSION_INFO \"Project 1.2.3 (r{revno})\"\n"
3820
現在のリビジョン番号を含むフォーマットされた文字列でCヘッダファイルを生成します。
3821
テンプレートでのサポートされた他の変数は次のとおりです:
3823
* {date} - 最終リビジョンの日付
3824
* {build_date} - 現在の日付
3826
* {revision_id} - リビジョンid
3827
* {branch_nick} - ブランチのニックネーム
3828
* {clean} - ソースコードがコミットされていない変更を含むときは0でそれ以外は1
3834
:目的: bzrのユーザーidを表示もしくは設定する。
3835
:使い方: bzr whoami [NAME]
3838
--email Eメールアドレスのみ表示する。
3839
-v, --verbose 詳細な情報を表示する。
3840
-q, --quiet エラーと警告のみを表示する。
3841
--branch グローバルの代わりに現在のブランチ用のIDを設定する。
3842
-h, --help ヘルプメッセージを表示する。
3851
bzr whoami "Frank Chu <fchu@example.com>"