Bazaarをインストールする ========================= Linux ----- BazaarのパッケージはUbuntu/Debian、Red HatとGentooを含む人気のある 大抵のLinuxディストリビューションで利用できます。 最新の手引きは http://bazaar-vcs.org/Download を参照してください。 Windows ------- Windowsユーザーは、Bazaarのコアパッケージと一緒に必要な前提要件と いくつかの便利なプラグインを含むインストーラが利用できます。 最新の手引きは http://bazaar-vcs.org/Download を参照してください。 注: Windows上でCygwinを動かしている場合、Cygwin用のBazaarパッケージを\ Windows版の代わりに使わなければなりません。 他のオペレーティングシステム ----------------------------- BazaarのパッケージはLinuxとWindowsだけでなく、Mac OS X, FreeBSD, Solaris\ を含む広い範囲のオペレーティングシステムで利用可能です。 最新の手引きに関しては http://bazaar-vcs.org/Download を参照してください。 ゼロからインストールする ------------------------- 予めビルドされたパッケージよりもソースからBazaarをビルドしたい場合、\ 手順は次のとおりです: 1. まだインストールしていなければ、バージョン2.4以降のPythonをインストールします。 2. http://bazaar-vcs.org/Download もしくはLaunchpad (https://launchpad.net/~bzr/)から ``bazaar-xxx.tar.gz`` ファイル(xxxはバージョン番号)をダウンロードします。 3. tar、WinZipもしくは同等のコマンドを用いてアーカイブを解凍します。 4. 作成されたディレクトリをPATHに登録します。 インストールが成功したことを確認するために、次のように **bzr** コマンドを試します:: bzr version このコマンドによってインストールされているBazaarのバージョンが表示されます。 このコマンドが動作しない場合、開発者が正常な動作の手助けをできるように EメールかIRCを通して開発者に連絡をして頂くようお願いします。 site-wide な場所にインストールする ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ディレクトリにPATHを設定する代わりに、次のコマンドでにbzrを\ インストールすることができます。:: python setup.py install もしあなたがコンパイラやPythonの開発ツールを持っていない場合、 bzrは全ての拡張モジュールに対して(遅い)pure-pythonの実装を提供します。 次のコマンドを使って拡張モジュールのコンパイルなしにインストールできます:: python setup.py install build_ext --allow-python-fallback 開発バージョンを稼働させる --------------------------- Bazaarの最新の開発バージョンを常に利用したい場合があります。 バグの危険性が増すので大半のユーザーにはお勧めできないことに注意してください。 一方で、開発バージョンは(開発プロセスのおかげで)非常に安定しているので、 これを動かすことで、バグと改善内容のための変更内容を開発者に送ることが楽になります。 より多くの人が最新のソフトウェアをテストすることで開発者の手助けにもなります。 従うべき手順は次のとおりです: 1. 上記の方法の1つを利用してBazaarをインストールする。 2. 次のように開発バージョンのコピーを入手します:: bzr branch http://bazaar-vcs.org/bzr/bzr.dev 3. 作成されたディレクトリ(bzr.dev)をPATHに登録します 上級ユーザーはより早く動かすためにC言語の拡張機能をビルドもしたいことでしょう。 これは ``make`` と ``pyrex`` とCコンパイラを利用することで実現できます。 このことに関して手助けが必要であればEメールかIRCを通して連絡をして\ 下さるようお願いします。 複数のバージョンを稼働させる ----------------------------- Bazaarの複数のバージョンをインストールしてそれらを切り替えることは簡単です。 これを行うためには、実行したい **bzr** のフルパス名を入力するだけです。 関連ライブラリは自動的に検出されます。もちろん、パス名を提供しない場合、 通常のシステムパスで見つかる **bzr** のコマンドが使われます。 この機能は最新バージョンと開発バージョンの両方を走らせたい(テストしたい)場合にとりわけ役立ちます。