~bzr-pqm/bzr/bzr.dev

4634.99.1 by Naoki INADA
import doc-ja rev90
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スマートサーバーを稼働させる
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BazaarはHTTP、FTPもしくはSFTPを通して動作するので特化したサーバーは\
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必須ではありません。
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SSH、inetd、もしくは専用モードで起動できるスマートサーバー(smart server)\
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の選択肢があります。
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ダムサーバー
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HTTP、FTP、SFTPとHTTP-WebDAVを"ダム(dumb)"サーバーとして記述します。
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これらはBazaarに支援を提供しないからです。
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これらのプロトコルのどれかを通してBazaarリポジトリを利用できるようにする場合、
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Bazaarはリモートからの読み込みを許可します。
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実行しているBazaarコマンドの中でブランチへのURLを入力するだけです。::
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    bzr log http://bazaar-vcs.org/bzr/bzr.dev
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BazaarはFTP、SFTPと(プラグインを通した)HTTP-WebDAVを通した書き込みをサポートします。
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ハイパフォーマンスなスマートサーバー
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ハイパフォーマンスなスマートサーバー(hpss - high-performance smart server)は\
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いくつかのオペレーションをダムサーバーよりも遙かに高速に実行します。
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開発者がパフォーマンスのチューニングを継続するので、将来のリリースでは\
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スマートサーバーを利用することで改善されるオペレーションの範囲は増えます。
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高度なセキュリティの維持を可能にするために、
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デフォルトでは現在のスマートサーバーはリードオンリーになります。
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読み込みと書き込み権限を有効にするには、 ``--allow-writes`` で動かします。
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SSHアクセスメソッドを利用するとき、bzrは ``--allow-writes`` オプションで\
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自動的に実行します。
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次はスマートサーバーの代替の設定方法を説明します。
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SSH
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~~~
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SSHを通してBazaarを利用する際にサーバー上の特別な設定は必要ありません::
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    BZR_REMOTE_PATH=~/bin/bzr bzr log bzr+ssh://host/path/to/branch
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``BZR_REMOTE_PATH`` 環境変数はリモートシステムで `bzr` が起動する方法を調整します。
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デフォルトでは単に `bzr` として起動するので、 `bzr` 実行ファイルはデフォルトの\
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検索パス上にあることが要求されます。
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``bzr+ssh://`` URLスキームはファイルシステムのrootからの絶対パスだけをサポートします。
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将来のバージョンでは ``sftp://`` URL (https://bugs.launchpad.net/bzr/+bug/109143) と同じように
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``~`` もサポートされる予定です。
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inetd
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~~~~~
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この例では ``/srv/bzr/repo/branchname`` にブランチがある ``/srv/bzr/repo`` 内の
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共用リポジトリ用に専用ユーザーの `bzruser` で `bzr` を実行する方法を示しています。
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inetdからBazaarサーバーを動かすにはinetd.confエントリが必要です::
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    4155  stream  tcp  nowait  bzruser  /usr/bin/bzr /usr/bin/bzr serve --inet --directory=/srv/bzr/repo
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クライアントコマンドを実行するとき、提供するURLは
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inetd.confに渡される ``--directory`` オプションに相対的な `bzr://` です::
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    bzr log bzr://host/branchname
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専用サーバー
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~~~~~~~~~~~~~
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このモードはinetdモードと同じパスとURLのふるまいを持ちます。
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特定のユーザーとして実行するには、 ``su`` を使うもしくはそのユーザーとしてログインします。
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この例では公式のポート番号の `4155` 上でbzrを稼働しすべてのインターフェイス上でリスンします。
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これによってポート `4155` 上のマシンに到達できる世界のどこからでも接続できます。
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サーバー::
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    bzr serve --directory=/srv/bzr/repo
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クライアント::
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    bzr log bzr://host/branchname
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この例では `localhost` のポート `1234` で ``bzr serve`` が実行されます。
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サーバー::
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    bzr serve --port=localhost:1234 --directory=/srv/bzr/repo
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クライアント::
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    bzr log bzr://localhost:1234/branchname
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